ー奇談ー學校へ行こう10

ー教室ー

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

悠「スカートの女の子がしゃがんでパンチラしてるの見ると幸せな感じがするよな」

摩耶「好きながらだったら?」

悠「最高」

神姫「盗撮って犯罪だからね?」

悠「おれは脳内HDにしか記憶しない。盗撮なんて最低だ!!」

亘理『悠ちゃん、カッコいい…』

千世子「亘理ちゃん、会話をちゃんと聞き直した方がいいのだ」

摩耶「恋は盲目、恋は難聴」

悠「ちなみにぴよこはパンチラ率高い」

神姫「弾針剄」
チュドーン!
悠「グァバァー!」

千世子「コホン///じゅぎょーしますなのだ。ロビン・フットは架空の人物だという説が定説なのだ。しかし完全に架空の人物というわけではなく、実在の人物からロビンの物語が生み出されたという意見が有力なのだ。ロビンのモデルになったといわれる人物の一人が、10世紀ごろに実在したという無法者「ウェイクのヘレワード」なのだ。彼は当時のイギリス王に反抗したため追放され、無法者となったのだ。ヘレワードも、ロビンフットと同じく弓の名手で無法者であり、民衆によって英雄化されているのだ。」

悠「痛ってて、酷い目にあった」

亘理『安定の回復力…』

神姫「子供相手にセクハラはやめなさい」

悠「いや、セクハラのつもりはなかったんだけどな」

摩耶「今のセクハラじゃなかったんだ」

悠「ただの報告」

千世子「ロビンフットについては謎が多く、そのためかロビンは人間以外の存在と関係があるという伝承が多いのだ。特に、イギリスなどに伝わる架空の生き物「妖精」は、しばしばロビンと関連付けられるのだ。」

亘理『悠ちゃん、スケベはいいけど子供はダメだよ』

悠「子供子供とそこだけ強調するのはやめれ。犯罪者っぽい」

神姫「犯罪者でしょ」

悠「違いますぅー!」

神姫「今のいい方イラッとしたわ…」

千世子「「ロビンフット」の名前は、英語で「Robinhood」と書くのだ。「hood」は帽子を意味する言葉で、妖精は多くの場合帽子をかぶるため、ロビンフットは「帽子をかぶったロビン」という妖精だ、という意見があるのだ。」

悠「いや、でも男はぱんつが見えてたら見ちゃうんだよ。」

雨「……そうなの?」

摩耶「うん。そうだよ」

亘理『摩耶君もかぁ』

摩耶「やっぱり誰でもそういうのを見れたらテンション上がるよ。もちろん、醜女(しこめ)のは嫌だけど。」

悠「むしろ、それは相手を殴ってもいい。」

千世子「イギリスには「ロビン・グッド・フェロー」という、有名な妖精の存在が伝えられているのだ。この妖精とロビンフットは名前が似てることから、ロビンフットは「妖精ロビン・グッド・フェロー」のことだ、と主張する記述もあるのだ。」

亘理『殴ってって…』

悠「まぁ、幸いおれの周りは美少女と美女だらけ……ありがとう。」
ぎゅっ
神姫「……」

悠「ありがとう」
ぎゅっ
雨「……」

悠「ありがとう」
ぎゅっ
亘理『……』

悠「ありがとう」
ぎゅ
摩耶「いえいえ、どうも」

亘理『摩耶君も?!』

千世子「もちろん、実際にロビンフットが妖精だったのかどうかは不明なのだ。しかし、ロビンフットと妖精には「緑色の服を着ている」「森に住む」「いたずら好き」「弓矢の扱いが得意」といった、よく似た特徴があるのは確かなのだ。以上、ロビンフットのじゅぎょーだったのだ。」
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