ｰ教室ｰ

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

揺光【蒸れるのぅ】

悠「谷間?胸の谷間?」

摩耶「この食いつきです」

亘理『悠ちゃん!谷間ならこっちにもあるよ!!』

雨「そうじゃないでしょ」

揺光【男子は胸が好きじゃからのぅ】

悠「うん!」

摩耶「この返事の良さである。」

神姫「砕けたらいいのに」

悠「なにが?!どこが?!」

千世子「揺光さんはバインバインなのだ。」

揺光【こんこん♪】

悠「おれの知ってる中でも五本指に入るしな」

摩耶「悠君の目線は常にどういうところを見てるのかよくわかるね。」

揺光【まったくじゃなぁ】

悠「へへっ」

千世子「多分、褒められてはないのだ」

悠「大丈夫だ。ぴよこにも未来はある」

千世子「馬鹿にされてる気がするのだ」

摩耶「でも、エロリストである悠君のお墨付きってことは成長するってことだよ」

千世子「なるほどなのだ!」

悠「誰がエロリストか!」

神姫「ただの色魔よね」

悠「さらに悪くなった」

揺光【英傑色を好む。ほれほれ、堪能してよいぞ】
ガシッ!ぎゅむむっ!
悠「むぐっ!」

揺光【んっ……】
ぎゅむぅーー!
悠「ぐぅー!ぐふぅー!」

亘理『悠ちゃんが生きのいい鮮魚みたいな動きしてる』

摩耶「面白い例えだね。」

千世子「あれ、どうなってるのだ?」

神姫「普通に窒息かしらね。」

揺光【んふふ、まぁ、この動きじゃと……五分は平気じゃろ。】

摩耶「さすが人の生き死にに関してはプロ」

揺光【こんこん、そう褒めるでないわ。】

雨「褒めてないと思うわ。」

悠「ぷはっ!はーはー……」

摩耶「ご感想は?」

悠「蒸れた谷間の匂いと乳圧は最高だけど……息ができないのはきつい」

神姫「しっかり堪能してんじゃない」

摩耶「まぁ、悠くんだし転んでも絶対にタダでは起きないよね。」

揺光【よしよし、かわいい奴め】
むぎゅむぎゅ
悠「らめぇ、おれの中でおっぱいブームに火が着きそうになるぅぅ。」

亘理『がぶっ!』
悠「あんぎゃっー!」

千世子「前はおっぱい、後ろは噛みつきなのだ。」

摩耶「まぁ、噛んでるのは女の子だし……悠君も満足でしょう」

神姫「でしょうね。」

悠「痛い!柔い!痛い!柔い!痛柔い♪」

雨「あれ、喜んでない?」

摩耶「何度も言うけど悠くんだからね。」