ー奇談ー學校へ行こう8
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
亘理『欲しいオトモが出ない』
悠「だったら、おれのオトモやろうか?ナニが欲しい」
亘理『ボマーの子』
悠「じやあ、吉良吉影をやろう」
亘理『他の名前の子で…』
悠「アヴドゥ、リンゴォ、ウェザー、キラー・Qどれがいい?」
摩耶「全部ジョジョキャラネームな件」
【モンスの天使】
千世子「はい、じゅぎょーしますなのだ。これまでは、聖書やコーランに登場する天使や古代から信仰されて来た天使たちをじゅぎょーしてきたのだ。ここからは少し変わって、中世以降の創作物で有名になった天使や、近世になって目撃された天使たちを紹介していくのだ。」
亘理『可愛い名前の子がいない』
悠「じゃあ、お前どんな名前つけてるんだよ」
亘理『リーダーは悠で……』
悠「おれの名前が奪われてる」
亘理『あとはプリン、カスタード、チョコ……』
悠「お菓子かよ!」
千世子「第一次世界大戦の真っただ中の1914年。8月26日から27日にかけて、ベルギーのモンスという街で行われたイギリス、フランスの連合軍とドイツ軍の戦闘中のこと。連合軍は、人数、装備で圧倒的に上回るドイツ軍に包囲されていたのだ。」
摩耶「ちなみにボクの子は関羽、劉備、張飛他」
神姫「三国武将なのね。」
摩耶「神姫さんは?」
神姫「マグロ、サバ、カンパチ他」
悠「寿司かい」
神姫「何か?」
悠「いえ…」
千世子「連合軍の敗色が濃厚だったそのとき、光と雲の中から、甲冑を身につけ馬にまたがった何百、何千という兵士が両軍の間に割って入ってきたのだ。兵士たちはドイツ軍に向かって弓矢を放ち、連合軍を援護したのだ。」
亘理『各自特色が出てるね』
悠「食い物と言えばゆえもそうだったな肉まんとか豚シャブとか。ちなみにゆうなはポケモンだった」
摩耶「いやぁ、ぴったりだね。」
悠「あと、ふたりでやたらテツカブラ狩りまくってる」
亘理『なんでカブラ…』
悠「可愛いからペットに欲しいらしい。だから剥ぎ取らずに捕獲メイン。総合で4、500捕まえてるはず」
雨「……」
悠「ネルスキュラはそんなに狩ってないから」
雨「いちいち私とネルスキュラを絡めるな!」
千世子「この謎の兵団は、連合軍と敵対していたドイツ軍にもはっきり見えていたのだ。中には、突然現れた兵士に矢を射られ、命を落とした者もいたというのだ。あまりに突然の事態に恐怖を覚えたドイツ軍は退却するのだ。この謎の兵団のおかげで、連合軍は危機を免れたのだ。」
悠「蜘蛛だけに?」
雨「……」
ビュッ!
悠「うわぁぁぁっ!目にねばねばしたものがぁぁ!」
千世子「あんちんうるさいのだ!」
悠「スイマセン」
亘理『急に冷静?!』
摩耶「ねばつく糸かな」
神姫「やっぱり臀部から出したの?」
雨「指からよ!」
神姫「指からねばねばした物を出せるのね」
雨「妖術!あと言い方!」
悠「どうでもいいけど助けてくれない?髪と混ざり合って大変なことになってきてる」
千世子「モンスの他の戦場でも、似たような報告があるのだ。ドイツ軍に押され、撤退を余儀なくされたイギリス軍がいたのだ。すると突然、雲の中から中世の兵士のような姿をした部隊が現れて、イギリス軍を援護したというのだ。人々はこの軍団を「モンスの天使」と呼んだのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ。」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
亘理『欲しいオトモが出ない』
悠「だったら、おれのオトモやろうか?ナニが欲しい」
亘理『ボマーの子』
悠「じやあ、吉良吉影をやろう」
亘理『他の名前の子で…』
悠「アヴドゥ、リンゴォ、ウェザー、キラー・Qどれがいい?」
摩耶「全部ジョジョキャラネームな件」
【モンスの天使】
千世子「はい、じゅぎょーしますなのだ。これまでは、聖書やコーランに登場する天使や古代から信仰されて来た天使たちをじゅぎょーしてきたのだ。ここからは少し変わって、中世以降の創作物で有名になった天使や、近世になって目撃された天使たちを紹介していくのだ。」
亘理『可愛い名前の子がいない』
悠「じゃあ、お前どんな名前つけてるんだよ」
亘理『リーダーは悠で……』
悠「おれの名前が奪われてる」
亘理『あとはプリン、カスタード、チョコ……』
悠「お菓子かよ!」
千世子「第一次世界大戦の真っただ中の1914年。8月26日から27日にかけて、ベルギーのモンスという街で行われたイギリス、フランスの連合軍とドイツ軍の戦闘中のこと。連合軍は、人数、装備で圧倒的に上回るドイツ軍に包囲されていたのだ。」
摩耶「ちなみにボクの子は関羽、劉備、張飛他」
神姫「三国武将なのね。」
摩耶「神姫さんは?」
神姫「マグロ、サバ、カンパチ他」
悠「寿司かい」
神姫「何か?」
悠「いえ…」
千世子「連合軍の敗色が濃厚だったそのとき、光と雲の中から、甲冑を身につけ馬にまたがった何百、何千という兵士が両軍の間に割って入ってきたのだ。兵士たちはドイツ軍に向かって弓矢を放ち、連合軍を援護したのだ。」
亘理『各自特色が出てるね』
悠「食い物と言えばゆえもそうだったな肉まんとか豚シャブとか。ちなみにゆうなはポケモンだった」
摩耶「いやぁ、ぴったりだね。」
悠「あと、ふたりでやたらテツカブラ狩りまくってる」
亘理『なんでカブラ…』
悠「可愛いからペットに欲しいらしい。だから剥ぎ取らずに捕獲メイン。総合で4、500捕まえてるはず」
雨「……」
悠「ネルスキュラはそんなに狩ってないから」
雨「いちいち私とネルスキュラを絡めるな!」
千世子「この謎の兵団は、連合軍と敵対していたドイツ軍にもはっきり見えていたのだ。中には、突然現れた兵士に矢を射られ、命を落とした者もいたというのだ。あまりに突然の事態に恐怖を覚えたドイツ軍は退却するのだ。この謎の兵団のおかげで、連合軍は危機を免れたのだ。」
悠「蜘蛛だけに?」
雨「……」
ビュッ!
悠「うわぁぁぁっ!目にねばねばしたものがぁぁ!」
千世子「あんちんうるさいのだ!」
悠「スイマセン」
亘理『急に冷静?!』
摩耶「ねばつく糸かな」
神姫「やっぱり臀部から出したの?」
雨「指からよ!」
神姫「指からねばねばした物を出せるのね」
雨「妖術!あと言い方!」
悠「どうでもいいけど助けてくれない?髪と混ざり合って大変なことになってきてる」
千世子「モンスの他の戦場でも、似たような報告があるのだ。ドイツ軍に押され、撤退を余儀なくされたイギリス軍がいたのだ。すると突然、雲の中から中世の兵士のような姿をした部隊が現れて、イギリス軍を援護したというのだ。人々はこの軍団を「モンスの天使」と呼んだのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ。」