ー奇談ー學校へ行こう7

ー教室ー

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

千世子「節分なのだ!」

冥「はーい、お豆さんを炒ってきたのナ」

神姫「義鷹か悠にぶつけるのよ」

悠「いやいや、もう言われまくってきて慣れちゃったけど鬼じゃなからねおれ」

義鷹「俺は鬼じゃねーよ」

摩耶「鬼にはなれないの?」

義鷹「なれないことはないが……趣味じゃねぇ」

亘理『趣味とかあるんだ』

悠「ちなみにおれは豆大福と大豆プリンを作って来た」

千世子「プリン!」

雨「変に細かいことするわよね。」

悠「次いでだついで。家で娘たちに造ったあまり。別に食べたくないなら喰わなくていいぞ」

千世子「食べたいですなのだ!」

神姫「喰いついてるわね」

摩耶「女の子はプリン好きだよね。」

神姫「私はそこそこかしら」

悠「ある一定の年齢を越えたら女より男の方がプリン好きは多い気がする。」

義鷹「甘いもんをか?」

悠「そこだ。酒呑みは甘いもの嫌いが多いというが、案外甘党で酒呑みは多い。デザートとは言わないが結構最後に甘いもの喰うヤローは多いとおれは推理する」

神姫「何の推理よ」

Q子『プリンの柔らかさとおっぱいの柔らかさは比例する!』

神姫「触ったら本気で魔滅するわよ」

Q子『おっぱいはひとつじゃないわ!』

もみゅんもみゅん!
亘理『きゃぁぁ///!!』

悠「余裕で亘理も大きかったな」

摩耶「淫霊ぱなぃねぇ真正面から行くし」

千世子「プリン美味しいのだ」

美兎「大福はまぁまぁね。餡子はおいしいけど」

悠「兎のつく餅には勝てないっての」

亘理『助けてよ!』

悠「わかった、ちょっと待ってろ」
ごそごそ

摩耶「なにしてるの?」

悠「ん?この豆大福の形をこう整えて大豆を上に乗せて……よし。あっこんなところにおっぱいがある!」

Q子『おっぱいゲットだぜ!』
ガシッ!

冥「入れ食いなのナ」

悠「神姫」

神姫「……」

ピッ、ドゴッーン!!
Q子『レロレロ!』

義鷹「大福を舐めんな」

悠「ダメージを受けてなお、おっぱい大福に集中している、だと」

摩耶「淫霊ぱなぃねぇ。ホント」

千世子「千世子おっぱいちっちゃくてよかったのだ……」

Q子『幼女はちっちゃくてもいいのよ?全然』

千世子「ぴぃっ!」

悠「やめたれ、やめたれ」

神姫「一度……全力で撃ちこんでみようかしら」

雨「多分問題なく戻ってくる気がするわ」

亘理『けど、こう考えると豆って効果薄いよね』

悠「結局、対鬼専用なんだろ」

摩耶「じゃあ、雲水さんを豆だけで撃退してみよう」

悠「嫌だ!前にやったから嫌だ!!」
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