ー奇談ー學校へ行こう5
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「なんかパッとしない天気が続くよな」
千世子「雨降ったり風吹いたりしてるのだ。」
摩耶「花粉と黄砂と2.5が親の敵のように乱舞する天候が良いの?」
千世子「そんな天気のなか外は出たくないのだ?!」
悠「パッとしてるけど地獄だろうな」
摩耶「地獄だろうね……。」
千世子「ガスマスク装備ものなのだ」
悠「空気清浄機フル稼働物だな」
摩耶「フル稼働だろうね。一時間おきにフィルター変えるレベルで」
神姫「……なにくだらない話ししてるの」
悠「授業が終わってこうして摩耶とのんびりトークしてるのがひとときの癒しなんだ」
千世子「ちよこも居ーるーのだ!!」
悠「マジか?!」
千世子「膝に座ってるのだ?!」
摩耶「疲れてるんだね」
悠「これでも結構な……」
千世子「疲れてるのと関係あるのだ?」
亘理『よっと……疲れてるならマッサージしましょうか、旦那!』
悠「パターン的にとてつもなく痛いとかのオチになりそうだからいい」
亘理『失礼な!』
悠「っか、疲れてるけど肩がこってる訳じゃないからな?」
亘理『そうか。なら、疲れを取るには……』
千世子「甘い物を食べるといいのだ」
悠「甘いものか……スティックシュガーとか」
千世子「砂糖のんじゃだめなのだ?!」
Q子「ここはひとつ甘いセック―」
悠「余計疲れる」
神姫「……」
スッ…
悠「待て待て、今のでおれが危害を加えられる言われはないだろ」
神姫「……チッ」
悠「舌打ちした?今、舌打ちしたよね。」
摩耶「なれてるよね」
悠「お陰さまで」
千世子「ほんとうに慣れてるのだ?!」
亘理『舌打ちされ慣れるって……辛いね』
悠「よくよく聞いたらルパンのテーマに聞こえてくるぞ」
亘理『めっちゃ連打されてるじゃないそれ?!』
悠「舌打ちって舌多打ちだ」
千世子「したたた……したた、した……」
摩耶「したたうち……語呂悪い」
亘理『辛いことあるなら相談……のるよ?』
悠「辛くはないさ、ただ毎日眠れなくて天井の木目が気になって気になって気になって……」
千世子「それ、超弩級のノイローゼなのだ!?」
摩耶「むしろ鬱かな」
悠「でひゃひゃひゃひゃ」
摩耶「まぁ、人を鬱にしたりノイローゼにしたりするのは得意でも、自分がならないのが悠君だよね」
悠「そんな褒めなさんさ」
神姫「褒められた気でいるならよっぽどひねくれてるわよ」
悠「……にっ」
神姫「笑うな」
悠「怒られちまったよ」
千世子「ドンマイなのだ。」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「なんかパッとしない天気が続くよな」
千世子「雨降ったり風吹いたりしてるのだ。」
摩耶「花粉と黄砂と2.5が親の敵のように乱舞する天候が良いの?」
千世子「そんな天気のなか外は出たくないのだ?!」
悠「パッとしてるけど地獄だろうな」
摩耶「地獄だろうね……。」
千世子「ガスマスク装備ものなのだ」
悠「空気清浄機フル稼働物だな」
摩耶「フル稼働だろうね。一時間おきにフィルター変えるレベルで」
神姫「……なにくだらない話ししてるの」
悠「授業が終わってこうして摩耶とのんびりトークしてるのがひとときの癒しなんだ」
千世子「ちよこも居ーるーのだ!!」
悠「マジか?!」
千世子「膝に座ってるのだ?!」
摩耶「疲れてるんだね」
悠「これでも結構な……」
千世子「疲れてるのと関係あるのだ?」
亘理『よっと……疲れてるならマッサージしましょうか、旦那!』
悠「パターン的にとてつもなく痛いとかのオチになりそうだからいい」
亘理『失礼な!』
悠「っか、疲れてるけど肩がこってる訳じゃないからな?」
亘理『そうか。なら、疲れを取るには……』
千世子「甘い物を食べるといいのだ」
悠「甘いものか……スティックシュガーとか」
千世子「砂糖のんじゃだめなのだ?!」
Q子「ここはひとつ甘いセック―」
悠「余計疲れる」
神姫「……」
スッ…
悠「待て待て、今のでおれが危害を加えられる言われはないだろ」
神姫「……チッ」
悠「舌打ちした?今、舌打ちしたよね。」
摩耶「なれてるよね」
悠「お陰さまで」
千世子「ほんとうに慣れてるのだ?!」
亘理『舌打ちされ慣れるって……辛いね』
悠「よくよく聞いたらルパンのテーマに聞こえてくるぞ」
亘理『めっちゃ連打されてるじゃないそれ?!』
悠「舌打ちって舌多打ちだ」
千世子「したたた……したた、した……」
摩耶「したたうち……語呂悪い」
亘理『辛いことあるなら相談……のるよ?』
悠「辛くはないさ、ただ毎日眠れなくて天井の木目が気になって気になって気になって……」
千世子「それ、超弩級のノイローゼなのだ!?」
摩耶「むしろ鬱かな」
悠「でひゃひゃひゃひゃ」
摩耶「まぁ、人を鬱にしたりノイローゼにしたりするのは得意でも、自分がならないのが悠君だよね」
悠「そんな褒めなさんさ」
神姫「褒められた気でいるならよっぽどひねくれてるわよ」
悠「……にっ」
神姫「笑うな」
悠「怒られちまったよ」
千世子「ドンマイなのだ。」