ー奇談ー學校へ行こう4

ー教室ー

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

Q子「ところでさぁ、毎夜毎夜廃校に集まるなんてどんなエロいことしてるの?」

悠「残念なことにエロいイベント起きたことないんだよ。おれもラッキースケベが起こることをいつも夢見ているんだがな」

義鷹「お前馬鹿だろ」

悠「わりとね」

Q子「そんなことないわ!ラッキースケベは全世界の夢よ!!」

悠「だよなっ!」

義鷹「仮にその能力があったとしてどうなるんだよ」

悠「それゃ、曲がり角でぶつかって顔は下半身、手はおっぱい的なアレだよ」

義鷹「アレはどれかは知らんが……仮にここでそれをシュミレートして見ろ。九頭竜だったら死ぬまで投げられて、冥なら八つ裂き、雨なら吊るし首、亘理なら壁に埋め込まれるぞ」

悠「か、管理人ちゃんはそんなことしないよっ!!」

ズボッ!!
亘理『なんで私のことは否定しないっ!!』

悠「聞いてたのかよ」

Q子「今日は白と赤のシマパン。」

亘理『覗かないでくださいっ!!』

Q子「私の前で逆さで現れたり、大股を開けば見ると同義語なのよ!!」

悠「くっ……なんて清々しい本音なんだ」

義鷹「アホか」

悠「あ、そういや、今さっきの中に美兎が入ってなかったのはなんでだ?」

義鷹「アイツは……まぁ、お前相手なら得に怒りはしなさそうだから外した」

亘理『なにそれどういうことよっ!!』

悠「なんで、亘理がキレてるんだよ」

千世子「なんの騒ぎなのだ?」

Q子「おっぱいと乳だとどっちの言いかたが興奮するかって話しよ」

悠「真顔で嘘つくなよ」

義鷹「お前も人のこたぁいえないだろ」

悠「でへべろ」

千世子「気持ち悪いのだ…。」

悠「いうにことかいて気持ち悪いとはなんだ」

千世子「じゃあ……カッコいいのだ」

悠「そんな安っぽいお世辞は人を傷つけるだけなんだからなっ!!」

亘理『どうしろっていうのよねー』

千世子「男の人は変なところでプライドが高いから仕方ないのだ。笑って許してあげるのができるじょしなのだ」

義鷹「なかなか高尚なご意見が出てるぜ?」

悠「ぴよこが成長してニワトリになりつつあるな」

Q子「二次性徴の前の少女はいいわよね」

悠「二次性徴とか生々しい言い方だなをい」

Q子「じゃあ、ロリショタ祭りでどうかしら」

亘理『なにがどうなのか全然わからないっ?!』

悠「そうだぞ。まだショタ成分がないだろ」

義鷹「そういう問題かよ」

亘理『なんか……似てる』

悠「おいおい、おれはあそこまで見境なく無いぞ。」

千世子「あんちんも結構みさかいないのだ」

悠「その口、キスで塞いで舌入れて口内蹂躙してやろうか」

亘理『んー……』

悠「お前にはいっとらん」

Q子「はぁはぁ、い、いた、いただだだきますーっ!!」

亘理『きゃー!』

ベシン!!がごん!!

悠「うぉ……見事な、かち上げ蹴り」

Q子「~~」

義鷹「天井に突き刺さって何いってるか分からねーよ。」

悠「照れ屋さんね。亘理ちゃん、お詫びに私のスカートの中見ていいわよって」

亘理『見ませんから足開かないでくださいっ!!』

千世子「スケスケなのだ!」

義鷹「見るな見るな」

悠「千世子、将来、何があってもああいうのは穿かないでくれな。俺との約束だ」

亘理『一人称表記が「俺」になるほどの本気?!』
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