ー奇談ー學校へ行こう4

ー教室ー

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

千世子「ちゃー、なのだ。あれ、晶とQ子がいるのだ!」

晶「ちよちゃん、僕らも授業受けに来たよ」

Q子「よろしくね。じっ…」

亘理『だからいつまでも人の胸見て話すのやめてくださいっ!!』

悠「なんだロリ属性はないのか?」

Q子「ロリもショタも大好きよ。」

悠「聞くんじゃなかった……。」

摩耶「賑やかにやってるねー。」

悠「摩耶も来たか」

摩耶「神姫さんもいるよ。ただ、悠君たちの会話を聞いてガン無視して自分の席についてるけど」

悠「まさかのガン無視」

Q子「……おふぅ。いいわね。黒髪、スカートも長め、キリッとしてて。ナイスボデー。ちょっとお堅そうだけど」

悠「セクハラはしない方が良いぞ消されかねないから。」

Q子「言ったでしょ、私は淫霊、イヤラシイ方、イヤラシイ方へと向かうのよ。ね、亘理ちゃん」

亘理『なんで私の名前をだすっ!!』

摩耶「それに対して神姫さんはどうですか?」

神姫「……そうね、黒髪九つのおさげ髪。スカートも長め。言葉づかいもお淑やかな優等生」

悠「……(つっこんだら打たれるだろうしお口チャックノリス)」

神姫「でも、ストッキングはガーターベルト吊り」

ススッ…

Q子「い・や・ら・しぃーーーーーーーー!!!」

千世子「鼻血、血涙流しながら謎の踊りを踊り出したのだ…」

摩耶「見るとマジックポイント奪われちゃうよ」

悠「おれはそれより神姫がそんなことをいうとは思わなかった。正直おれもグッと来た」

亘理『むっ!』

Q子「どどどうしよう!亘理ちゃん!このギャップはかなり効いたわ!!もうこっちは後ろシームのバニータイツで対抗するしか!!」

亘理『なんの闘いが始まってんのよ!巻き込まないで!!』

晶「僕ぁ学生服と黒ストの組み合わせはノーマルタイプのストイックさこそが一番いやらしいと思うけど」

悠「お前もお前で議論を激化させるな!」

Q子「そんなひねくれたエロスに興味ないわ!!「いやらしくないものがいやらしい」なんて考えは不健全よ!」

摩耶「いつまで続くんだろうこのエロしゃべり場」

千世子「よくわからないけど千世子は白衣が一番なのだ」

「「「ロリ白衣娘は確かにエロい」」」

亘理『声が揃った?!』

Q子「裸に白衣ならさらにグーよ。さわさわさわさわさわさわさわ」

千世子「くすぐったいのだ」

亘理『頭を撫でるふりをして上から下まで撫でまわしてる』

神姫「そろそろ殴っとく?」

悠「淫霊だから許してやってくれ」

神姫「……滅したほうがよくない?」

悠「あれ、悪化しちゃったよ」

摩耶「淫霊のフォローって難しいものね」

晶「Q子はあれでいい子だから仲良くしてあげてよ」

神姫「……人体模型って実際動くとここまでエグイのね」

悠「っか、動じないよな神姫って」

神姫「このくらいならね」
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