ー奇談ー學校へ行こう4

ー教室ー

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

悠(女)「ジャン!どーよ!!」

摩耶「おー、本当に作ってたんだね。」

悠(女)「うむ、ソニックフォームコスだじぇ」

義鷹「男の方はどうした」

悠(女)「あー、今日は野暮な用事。略して野暮用があるからパスだとさ」

摩耶「揺光さんも居ないね」

神姫「うるさいの二人がいないからちょうど良いわね」

悠(女)「そんな事よりあーしに対しての感想を述べなさいよ!!」

義鷹「興味なし」

要「腹が立つ」

悠(女)「何、コイツら…」

神姫「レイアーなの?」

悠(女)「ちゃいますがな」

なのは「……」

悠(女)「お、なのはちゃんから見てどうよ?なかなか再現率は高いと思うんだけど」
たゆん、たゆん

なのは「いつか…」

悠(女)「ん?」
たゆん、たゆん…

なのは「いつか、私もその二つの魔力を手にします!」

フェイト「頑張ろうね!」

悠(女)「へ?あーし、魔力的なのは何も持ってないけど?」

千世子「それでねーちん、じゅぎょーしていいのだ?」

悠(女)「あー、すまん、すまん。はじめちゃって」

千世子「バルムンクはもともと北欧神話の主神オーディンが息子ジーグムントのために打った剣なのだ。しかしジーグムント自身は、勇者として認められて「神々の黄昏」(ラグナロク)に参加する条件を満たすため、オーディンの手によって殺され、バルムンクはオーディンの槍グングニルによって打ち砕かれたのだ。」

悠(女)「うーむ、あんまり好評じゃないのかにゃー」

摩耶「んー、ゆうちゃんの場合は大きいからやっぱりヒラヒラッていうのよりスタイリッシュなコスの方が似合うんじゃないかな。蛇姫コスは良かったし。」

悠(女)「お、おおぉう。そんなまともで真剣な意見を貰えるとは……」

千世子「そのとき既にジークムントには子供がいたのだ。それがジークフリードなのだ。ジークフリードは破片になったバルムンクとともに、ワルキューレによってミーメという小人に預けられるのだ。いずれ成長しね恐れを知らない怪力の若者となったジークフリードを見て、養父ミーメは「世界を支配する力を持つ黄金」を守る竜、ファーヴニルと闘わせようとするのだ。」

雨「それにしてもバタバタ動き過ぎて下着見えるんじゃない?」

悠(女)「でぇーじょぶ。スパッツはいてるから」
たゆん、たゆん…

神姫「……ブラは?」

悠(女)「苦しいからつけてない」

亘理『やたら揺れるわけだ…』

悠(女)「そんな揺れてる?」

摩耶「スパロボのクスハのカットシーンくらい」

悠(女)「それはぷりんぷるんだな?!」

千世子「しかし、普通の武器を使っても、ソレをジークフリードが壊してしまうため、ミーメは砕けていたバルムンクの破片を打ち直し、こうしてバルムンクは復活したのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ」
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