ー奇談ー學校へ行こう3
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
亘理『ただいまー。』
悠「うー寒、寒……」
千世子「悠のあんちんは減点なのだ。」
悠「引かれることには色々と慣れてるから怖くないぜ?」
雨「その自信にドン引きね」
悠「うぇひひ」
要「なんで喜んでる」
神姫「マゾだからよ」
悠「マゾいうな」
千世子「それじゃ、じゅぎょー始めるのだ!」
【狐火】
狐が見せる不思議な光
揺光【妾の分野じゃな】
ゴァッ!!
悠「わー……七色の炎。」
なのは「凄い綺麗……。」
フェイト「ほんとう幻想的」
揺光【コンコン♪触れてはならんぞ。永遠の炎症地獄が続くでのぅ♪】
悠「おぞましいわ……。」
千世子「正体不明の火や明かりといった現象は、古今東西でよく語り継がれる怪現象なのだ。例えば西洋のウィル・オ・ウィスプやセント・エルモの火、最近ではUFO目撃談もその中に含んでいいのかもしれないのだ。」
灼羅「揺光の火は邪悪な物だから禍々しい色なのじゃ。わっちゃの浄化の火ならこの様に……」
ボォッ!
要「神々しい火だな」
神姫「何かあったかくなったわね。」
灼羅「どうじゃこれが真の炎じゃ」
悠「おれは厨二病だからこっちの七色が好きだな。」
要「悪趣味だな」
千世子「日本においても例外じゃなくて、沖縄を除く全国に見られるのが、狐の灯す火だといわれる「狐火」なのだ。」
雨「私は火が嫌だけどね」
悠「殺虫剤とどっちが怖い?」
雨「そんな問いを投げてくるアンタが怖いわよ。」
悠「殺虫剤+ライターで火炎放射って子供のとき良くやったよな」
神姫「しない。」
悠「花火の時とかやるよな?」
なのは「したことないです」
要「絶対真似しちゃダメだからな。」
千世子「狐という動物は火をともすものだといわれているのだ。狐が火をつける方法については多くの説があって、狐の吐く息が光るとか、尾を打ち合わせると火が起きる、光る玉を持っている、などがあげられるのだ。また、「狐の嫁入り」といって、狐たちの結婚式で行われる提灯行列が狐火の原因だともいわれるのだ。」
悠「おかしいなぁ。子供の頃は誰しもやったと思ってたのに」
神姫「手で持つなの花火も手で持ってやった口でしょ」
悠「百連発とかはもちろん。たまにドラゴンとかも手でもってたよ?」
千世子「狐火や狐の嫁入りにも共通する事は、遠くから火を目撃しても狐自体を目撃する事はあまりないのだ。つまり火の玉が狐のしわざという証拠は無いのだ。」
揺光【妾も実をいうと火を扱うより、念力を操るのが得意じゃ】
悠「サラッとチート発言だよな」
揺光【万能じゃからの♪コンコン♪】
亘理『ねー、ぢゃあ、私を……』
揺光【それは無理じゃ。万能であっても全能ではない。】
亘理『シクシクシクシクシクシク……。』
悠「お、おれの首絞めながら泣くなっ…ぁ…。」
千世子「古来より狐には不思議な力があるとされて、そのため正体不明の火の事を狐の仕業と考えたのかもしれないのだ。今日はここまでなのだ。」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
亘理『ただいまー。』
悠「うー寒、寒……」
千世子「悠のあんちんは減点なのだ。」
悠「引かれることには色々と慣れてるから怖くないぜ?」
雨「その自信にドン引きね」
悠「うぇひひ」
要「なんで喜んでる」
神姫「マゾだからよ」
悠「マゾいうな」
千世子「それじゃ、じゅぎょー始めるのだ!」
【狐火】
狐が見せる不思議な光
揺光【妾の分野じゃな】
ゴァッ!!
悠「わー……七色の炎。」
なのは「凄い綺麗……。」
フェイト「ほんとう幻想的」
揺光【コンコン♪触れてはならんぞ。永遠の炎症地獄が続くでのぅ♪】
悠「おぞましいわ……。」
千世子「正体不明の火や明かりといった現象は、古今東西でよく語り継がれる怪現象なのだ。例えば西洋のウィル・オ・ウィスプやセント・エルモの火、最近ではUFO目撃談もその中に含んでいいのかもしれないのだ。」
灼羅「揺光の火は邪悪な物だから禍々しい色なのじゃ。わっちゃの浄化の火ならこの様に……」
ボォッ!
要「神々しい火だな」
神姫「何かあったかくなったわね。」
灼羅「どうじゃこれが真の炎じゃ」
悠「おれは厨二病だからこっちの七色が好きだな。」
要「悪趣味だな」
千世子「日本においても例外じゃなくて、沖縄を除く全国に見られるのが、狐の灯す火だといわれる「狐火」なのだ。」
雨「私は火が嫌だけどね」
悠「殺虫剤とどっちが怖い?」
雨「そんな問いを投げてくるアンタが怖いわよ。」
悠「殺虫剤+ライターで火炎放射って子供のとき良くやったよな」
神姫「しない。」
悠「花火の時とかやるよな?」
なのは「したことないです」
要「絶対真似しちゃダメだからな。」
千世子「狐という動物は火をともすものだといわれているのだ。狐が火をつける方法については多くの説があって、狐の吐く息が光るとか、尾を打ち合わせると火が起きる、光る玉を持っている、などがあげられるのだ。また、「狐の嫁入り」といって、狐たちの結婚式で行われる提灯行列が狐火の原因だともいわれるのだ。」
悠「おかしいなぁ。子供の頃は誰しもやったと思ってたのに」
神姫「手で持つなの花火も手で持ってやった口でしょ」
悠「百連発とかはもちろん。たまにドラゴンとかも手でもってたよ?」
千世子「狐火や狐の嫁入りにも共通する事は、遠くから火を目撃しても狐自体を目撃する事はあまりないのだ。つまり火の玉が狐のしわざという証拠は無いのだ。」
揺光【妾も実をいうと火を扱うより、念力を操るのが得意じゃ】
悠「サラッとチート発言だよな」
揺光【万能じゃからの♪コンコン♪】
亘理『ねー、ぢゃあ、私を……』
揺光【それは無理じゃ。万能であっても全能ではない。】
亘理『シクシクシクシクシクシク……。』
悠「お、おれの首絞めながら泣くなっ…ぁ…。」
千世子「古来より狐には不思議な力があるとされて、そのため正体不明の火の事を狐の仕業と考えたのかもしれないのだ。今日はここまでなのだ。」