ー奇談ー學校へ行こう3
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「……」
千世子「あんちん、皆帰ったよ?」
悠「……さすがに、神姫の、一撃は喰らうとキツイな……。ただの打撃にナチュラルに剄の追加効果がプラスされる分、打点をずらしても神経剄絡か内臓器官にダメージが残る。」
千世子「あんちん?」
悠「しかし、あれ、無意識でシャレにならんよな。ガードこっちも打撃のガードと剄に対する策を同時にしないといけないって……。やっぱり、瞬時にバリアーを張らないと……」
千世子「あんちん!!」
悠「うわっ!?びっくりした。」
千世子「あんちん、頭打ったのだ?」
悠「頭も打ったけどなんだ?」
千世子「ひとりごといって頭おかしくなっちゃったのかなと思ったのだ。」
悠「おい、最近お前口悪いし、ひとの事無視するようになったし。」
千世子「それはあんちんの方なのだ。じゅぎょー聞かないしサボるし」
悠「zzz…zzz…」
千世子「電気消すから、さっさと起きて欲しいのだ。」
悠「本当に逞しくなったな……。ところでさ」
千世子「なに?」
悠「白衣の前は絞めた方がいいかもな」
千世子「チョークの粉が落ちるから?」
悠「いいや。パンツ丸見えだから。それ、毛糸か?寒くなってきたしな」
千世子「///!!」
ガス!ガス!ガス!
悠「こ、コラ!顔踏むのは止めなさい!子供でも致命傷になるから!!ちょ、痛い!髪踏んでる!髪!!」
千世子「あんちんのえっち!」
悠「いてて、注意してやっただけだろ。下からだとプリーツスカートは見えるってことを」
千世子「下から覗かれたら関係ないのだ!!」
悠「ズボンとか下に短パン履くとかあるだろ」
千世子「普通覗かれないからいいのだ!!」
悠「いっとくけど、おれは好きで覗いた訳じゃないからな。不可抗力だ。」
千世子「それはそれで失礼なのだ!」
悠「あー?じゃあ、なにか?ここで押し倒してパンツ脱がしてくんかくんかしろってか?」
千世子「へ、変な事しないで!!」
悠「やらねーっーの!!」
ずるるるっ…
亘理『なに?なんの騒ぎ?』
悠「なんでもねぇよ。」
亘理『あ、悠まだいたんだ。』
悠「今起きた所だよ。っか、看病ぐらいしてくれよ。」
亘理『え、して良かったの?』
悠「誰がいけないった?」
亘理『だって、悠、べたべたされるの嫌いみたいだったし。』
悠「嫌いなわけじゃないが……気絶してる時くらいは適度に構ってやってくれ」
亘理『了解。じゃ~、私の部屋(教室)でモンハンでもする?』
悠「今日はパス。首痛いし。かえって、風呂でほぐす。」
亘理『ちぇ。じゃまたね。悠、チヨちゃん』
悠「おう。またな」
千世子「バイバイなのだ」
ずるるる…
悠「さて……あ、そうだ。ぴよこ。皆帰ったしお前にこれやるよ。貰いもんなんだけど」
千世子「黄金の恋人……これ、なんなのだ?」
悠「夕張メロンのかりんとうらしい。お菓子だよ。」
千世子「……いいの?」
悠「いらないのか?」
千世子「……ほしい。」
悠「遠慮するガキは可愛くない。そうやって素直なのはいいことだ」
千世子「あんちん、ありがと♪」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「……」
千世子「あんちん、皆帰ったよ?」
悠「……さすがに、神姫の、一撃は喰らうとキツイな……。ただの打撃にナチュラルに剄の追加効果がプラスされる分、打点をずらしても神経剄絡か内臓器官にダメージが残る。」
千世子「あんちん?」
悠「しかし、あれ、無意識でシャレにならんよな。ガードこっちも打撃のガードと剄に対する策を同時にしないといけないって……。やっぱり、瞬時にバリアーを張らないと……」
千世子「あんちん!!」
悠「うわっ!?びっくりした。」
千世子「あんちん、頭打ったのだ?」
悠「頭も打ったけどなんだ?」
千世子「ひとりごといって頭おかしくなっちゃったのかなと思ったのだ。」
悠「おい、最近お前口悪いし、ひとの事無視するようになったし。」
千世子「それはあんちんの方なのだ。じゅぎょー聞かないしサボるし」
悠「zzz…zzz…」
千世子「電気消すから、さっさと起きて欲しいのだ。」
悠「本当に逞しくなったな……。ところでさ」
千世子「なに?」
悠「白衣の前は絞めた方がいいかもな」
千世子「チョークの粉が落ちるから?」
悠「いいや。パンツ丸見えだから。それ、毛糸か?寒くなってきたしな」
千世子「///!!」
ガス!ガス!ガス!
悠「こ、コラ!顔踏むのは止めなさい!子供でも致命傷になるから!!ちょ、痛い!髪踏んでる!髪!!」
千世子「あんちんのえっち!」
悠「いてて、注意してやっただけだろ。下からだとプリーツスカートは見えるってことを」
千世子「下から覗かれたら関係ないのだ!!」
悠「ズボンとか下に短パン履くとかあるだろ」
千世子「普通覗かれないからいいのだ!!」
悠「いっとくけど、おれは好きで覗いた訳じゃないからな。不可抗力だ。」
千世子「それはそれで失礼なのだ!」
悠「あー?じゃあ、なにか?ここで押し倒してパンツ脱がしてくんかくんかしろってか?」
千世子「へ、変な事しないで!!」
悠「やらねーっーの!!」
ずるるるっ…
亘理『なに?なんの騒ぎ?』
悠「なんでもねぇよ。」
亘理『あ、悠まだいたんだ。』
悠「今起きた所だよ。っか、看病ぐらいしてくれよ。」
亘理『え、して良かったの?』
悠「誰がいけないった?」
亘理『だって、悠、べたべたされるの嫌いみたいだったし。』
悠「嫌いなわけじゃないが……気絶してる時くらいは適度に構ってやってくれ」
亘理『了解。じゃ~、私の部屋(教室)でモンハンでもする?』
悠「今日はパス。首痛いし。かえって、風呂でほぐす。」
亘理『ちぇ。じゃまたね。悠、チヨちゃん』
悠「おう。またな」
千世子「バイバイなのだ」
ずるるる…
悠「さて……あ、そうだ。ぴよこ。皆帰ったしお前にこれやるよ。貰いもんなんだけど」
千世子「黄金の恋人……これ、なんなのだ?」
悠「夕張メロンのかりんとうらしい。お菓子だよ。」
千世子「……いいの?」
悠「いらないのか?」
千世子「……ほしい。」
悠「遠慮するガキは可愛くない。そうやって素直なのはいいことだ」
千世子「あんちん、ありがと♪」