ー奇談ー學校へ行こう3

ー教室ー

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

悠「……ん?」

摩耶「どうかした?」

悠「今、なんかがグラウンド歩いてた。」

摩耶「冥さんじゃないの?」

冥「呼んだかナ?」

悠「居るな」

摩耶「じゃあ他のひとは……大体来てるけど。」

千世子「神姫ねーちんがきてないのだ」

悠「あー、なんだ、神姫か」

亘理『なに?今度は九頭竜?節操無いわね。』

悠「なにが節操無いだ。お前とぴよこが騒ぐからこうして摩耶とひっついとるんだろうが」

亘理『摩耶君はグレーゾーンだから危ないわ』

悠「なら、なんだ?教室の隅でひとりで居ろと?もしくは来るなと?」

亘理『そんなこといってないでしょーが!』

悠「がるる!」

亘理『ぐぬぬ!』

要「なにを争ってるんだか。」

花描「っていうか、亘理の気持ちを分かってるのか、分かってないのかが問題だけどな」

揺光【わかっとる訳無いじゃろ。筋金入りじゃぞ。】

要「だよなー。」

花描「だろなー。」

フェイト「亘理さんの気持ち?」

要「フェイトは知らなくていい事だ」

フェイト「摩耶さん教えていただけますか?」

要「無視られた……だと?」

雨「毟られた?」

灼羅「痛々しいのじゃ」

摩耶「つまりね、フェイトちゃんとなのはちゃんの関係みたいになりたいけど気持ちが悠君には伝わってないって事」

フェイト「私となのは…」

なのは「わたしとフェイトちゃん…」

悠「なに?18禁な話し?」

要「風穴あけてやるよ。」

悠「平気だろ。ふたり足せば(なのは9歳、フェイト9歳)18だ」

フェイト「じゃあ、なのはといっしょがいいな」

なのは「二人でご奉仕しようか」

花描「なぁ、どっからつっこめばいいと思う?」

揺光【上からでも下からでも善いんじゃ無かろうか】

悠「流れとしては二人で山奥の洋館でペットとして飼われて」

フェイト「わたしはなのはの子供を身籠る……///」

要「OK、小鳥遊悠死ね」

悠「だが、断る!」

摩耶「頑張れ~」

コンコンっ……

悠「ちょいまて。」

要「待つか!殺す!絶対ころ…」
ゴンッ!

亘理『うるさい。』


コンコン……
コンコン……

悠「あー?誰だ?神姫か?ノックなんかして入れば…」

ガララ…

ゾンビ「……」

「「「?!」」」
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