ー奇談ー學校へ行こう2
ー教室(7/8/夜)ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業がはじまろうとしていた。
悠「……」
花描「ピエロ君、顔色悪いぞ。しかもかなり」
悠「ん…」
摩耶「歩き方も変だった」
悠「ん…」
要「口数もすくないな」
悠「そんなことないさ…」
千世子「みんなー、なんの話してるのだ?」
要「悠の体調が悪いんじゃないかって話しだよ」
フェイト「悠さんどこか怪我を?」
悠「ん、いや、まぁ普通にあばら骨がヒビ入ってるだけだよ」
フェイト「……えぇ!?」
摩耶「アバラかぁ~蹴り?」
悠「いや、ブロウ。吐きそうになった。」
花描「なら、内臓傷ついてるんじゃないのか?」
悠「ああ、まだ血尿でてる」
摩耶「ガッツリやられたんだね」
悠「あぁ、久々にボッコボコにされたよ」
なのは「病院には?」
悠「中の問題だからなぁ。病院にいってもおとなしくしてろっていわれるのが目に見えてるし」
神姫「マゾ…」
悠「マゾいうな!痛っ…」
天空音「大丈夫では無さそうですね。」
悠「平気、平気」
摩耶「よっ」
↓ポン
悠「!?!?」
↑ポン
揺光【ほい】
なのは「ピクピクしてるの」
フェイト「ピクピクしてるね…」
要「肩に触られたくらいでそれだけダメージ受けるって…」
神姫「全身ボロッボロよ。」
悠「すーはー…すーはー…すーはー…」
灼羅「必死に呼吸してるのぅ…。ものすごい汗じゃし」
千世子「ど、どうしたらいいのだ?」
神姫「気にせずに授業していいわよ」
フェイト「いいんですか!?」
千世子「わかったのだ。」
フェイト「早っ…」
要「フェイトはツッコミが板についてきたな。」
なのは「弄られるだけのフェイトちゃんじゃ無くなってきたんだね」
千世子「それじゃ、始めるのだ。岩手県には、座敷わらしが出現したという体験談を持つ旅館が10軒近くあるのだ。もっとも有名なのが、岩手県二戸市、金田一温泉郷にある「緑風荘」という旅館なのだ」
悠「っ…んん…?(なんか、ひんやりしてきた。)」
天空音「(気持ちいいです?)」
悠「(…ありがとう)」
千世子「この旅館は築300年の伝統ある屋敷を改装したもので、この旅館にある「槐の間」には、座敷わらしがでたという体験談が後を絶えないのだ。」
要「へぇ…」
揺光【夏場じゃしよいのぅ。妾も悠の家に亡霊でも招いてみるか】
悠「やめい」
千世子「この宿に出没する座敷わらしの名前は「亀麿」というのだ。600年ほど前に病気で亡くなった6歳の男の子だというのだ。現在では宿の中に、座敷わらし「亀麿」を祀った神社も作られているのだ。以上、座敷わらしのじゅぎょーだったのだ」
悠「……よし、帰るか」
摩耶「花描くん、肩貸したげて僕タクシー捕まえてくるから」
花描「りょーかい」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業がはじまろうとしていた。
悠「……」
花描「ピエロ君、顔色悪いぞ。しかもかなり」
悠「ん…」
摩耶「歩き方も変だった」
悠「ん…」
要「口数もすくないな」
悠「そんなことないさ…」
千世子「みんなー、なんの話してるのだ?」
要「悠の体調が悪いんじゃないかって話しだよ」
フェイト「悠さんどこか怪我を?」
悠「ん、いや、まぁ普通にあばら骨がヒビ入ってるだけだよ」
フェイト「……えぇ!?」
摩耶「アバラかぁ~蹴り?」
悠「いや、ブロウ。吐きそうになった。」
花描「なら、内臓傷ついてるんじゃないのか?」
悠「ああ、まだ血尿でてる」
摩耶「ガッツリやられたんだね」
悠「あぁ、久々にボッコボコにされたよ」
なのは「病院には?」
悠「中の問題だからなぁ。病院にいってもおとなしくしてろっていわれるのが目に見えてるし」
神姫「マゾ…」
悠「マゾいうな!痛っ…」
天空音「大丈夫では無さそうですね。」
悠「平気、平気」
摩耶「よっ」
↓ポン
悠「!?!?」
↑ポン
揺光【ほい】
なのは「ピクピクしてるの」
フェイト「ピクピクしてるね…」
要「肩に触られたくらいでそれだけダメージ受けるって…」
神姫「全身ボロッボロよ。」
悠「すーはー…すーはー…すーはー…」
灼羅「必死に呼吸してるのぅ…。ものすごい汗じゃし」
千世子「ど、どうしたらいいのだ?」
神姫「気にせずに授業していいわよ」
フェイト「いいんですか!?」
千世子「わかったのだ。」
フェイト「早っ…」
要「フェイトはツッコミが板についてきたな。」
なのは「弄られるだけのフェイトちゃんじゃ無くなってきたんだね」
千世子「それじゃ、始めるのだ。岩手県には、座敷わらしが出現したという体験談を持つ旅館が10軒近くあるのだ。もっとも有名なのが、岩手県二戸市、金田一温泉郷にある「緑風荘」という旅館なのだ」
悠「っ…んん…?(なんか、ひんやりしてきた。)」
天空音「(気持ちいいです?)」
悠「(…ありがとう)」
千世子「この旅館は築300年の伝統ある屋敷を改装したもので、この旅館にある「槐の間」には、座敷わらしがでたという体験談が後を絶えないのだ。」
要「へぇ…」
揺光【夏場じゃしよいのぅ。妾も悠の家に亡霊でも招いてみるか】
悠「やめい」
千世子「この宿に出没する座敷わらしの名前は「亀麿」というのだ。600年ほど前に病気で亡くなった6歳の男の子だというのだ。現在では宿の中に、座敷わらし「亀麿」を祀った神社も作られているのだ。以上、座敷わらしのじゅぎょーだったのだ」
悠「……よし、帰るか」
摩耶「花描くん、肩貸したげて僕タクシー捕まえてくるから」
花描「りょーかい」