ｰ奇談ｰ學校へ行こう(2)7
ｰ教室ｰ
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「あつさのヒートウェイブ」
摩耶「七英雄のど派手な人が使いそう」
悠「正直ボスより城の中をうろつくのがだるい。あの羽頭はセルフバーニングで余裕ですわ。」
神姫「サイコバインド連打」
悠「やめてくれよ(震え声)」
【ダリヤ・イ・ヌール】
千世子「はい、じゅぎょーしますなのだ。ダイヤモンドといえば無色透明というイメージが強いですが、有名な青いダイヤモンド「ホープ」、褐色の「ザ・ゴールデン・ジュビー」、優しいカナリア色の「ティファニー」がいくつも存在するのだ。」
亘理『ダイヤいいなぁ～』
悠「だってよ。サタン」
サタン「いくらでもくれてやるのだ。」
ドササッ
亘理『ダイヤの山!』
サタン「ぜんぶもって言っていいのだ。ただ、油断してると呪われるから常に気合は入れておくのだ。」
摩耶「全部呪いのダイヤなんだね。」
千世子「しかし、もっとも希少性が高いのは濃い赤と緑。ただ赤いダイアモンドの場合、ほとんど大きくならず、最大級でも2カラット程度の物しか発見されていないのだ。緑のダイヤモンドでは、40.7カラットの「ドレスデン・グリーン」が有名ですが、これは青りんごにも似たかなり薄い色合いなのだ。」
亘理『っていうか、呪いって気合でどうにかできるの?』
悠「出来るんじゃね?ほら、デーボだって自分を傷つけられて気合で生き残って発動するわけだし。」
神姫「ノートリアスBIGは?」
悠「死ぬ程に気合入れて死んでスタンドに怨念を込めてる。」
神姫「……」
悠「……」
神姫「かなり気にいったわ」
悠「やったぜ!!」
千世子「その二つに次いで貴重だとされるのがピンク色なのだ。古いインドの言葉で「光の海」を意味する「ダリヤ・イ・ヌール」は、その世にも珍しいピンク色の大きなダイヤモンドのひとつなのだ。」
摩耶「意外と許された」
亘理『とりあえず呪いのダイヤは返品しておきます。』
サタン「気がついたら増えてるから遠慮しなくていいのだ。」
亘理『こっわ、なに、増えるの?!』
サタン「合体してる時もあるのだ」
亘理『呪いってそういうのだっけ?!』
千世子「その名その色から朝焼けの海を想像させる淡く可憐な彩りのこの石も、時代の波に翻弄され、かなり数奇な運命を巡ったのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ。」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「あつさのヒートウェイブ」
摩耶「七英雄のど派手な人が使いそう」
悠「正直ボスより城の中をうろつくのがだるい。あの羽頭はセルフバーニングで余裕ですわ。」
神姫「サイコバインド連打」
悠「やめてくれよ(震え声)」
【ダリヤ・イ・ヌール】
千世子「はい、じゅぎょーしますなのだ。ダイヤモンドといえば無色透明というイメージが強いですが、有名な青いダイヤモンド「ホープ」、褐色の「ザ・ゴールデン・ジュビー」、優しいカナリア色の「ティファニー」がいくつも存在するのだ。」
亘理『ダイヤいいなぁ～』
悠「だってよ。サタン」
サタン「いくらでもくれてやるのだ。」
ドササッ
亘理『ダイヤの山!』
サタン「ぜんぶもって言っていいのだ。ただ、油断してると呪われるから常に気合は入れておくのだ。」
摩耶「全部呪いのダイヤなんだね。」
千世子「しかし、もっとも希少性が高いのは濃い赤と緑。ただ赤いダイアモンドの場合、ほとんど大きくならず、最大級でも2カラット程度の物しか発見されていないのだ。緑のダイヤモンドでは、40.7カラットの「ドレスデン・グリーン」が有名ですが、これは青りんごにも似たかなり薄い色合いなのだ。」
亘理『っていうか、呪いって気合でどうにかできるの?』
悠「出来るんじゃね?ほら、デーボだって自分を傷つけられて気合で生き残って発動するわけだし。」
神姫「ノートリアスBIGは?」
悠「死ぬ程に気合入れて死んでスタンドに怨念を込めてる。」
神姫「……」
悠「……」
神姫「かなり気にいったわ」
悠「やったぜ!!」
千世子「その二つに次いで貴重だとされるのがピンク色なのだ。古いインドの言葉で「光の海」を意味する「ダリヤ・イ・ヌール」は、その世にも珍しいピンク色の大きなダイヤモンドのひとつなのだ。」
摩耶「意外と許された」
亘理『とりあえず呪いのダイヤは返品しておきます。』
サタン「気がついたら増えてるから遠慮しなくていいのだ。」
亘理『こっわ、なに、増えるの?!』
サタン「合体してる時もあるのだ」
亘理『呪いってそういうのだっけ?!』
千世子「その名その色から朝焼けの海を想像させる淡く可憐な彩りのこの石も、時代の波に翻弄され、かなり数奇な運命を巡ったのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ。」
