ー奇談ー學校へ行こう(2)6
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「さささむーーーい!なにこれどういうこと!?」
摩耶「雨降ってるしね。」
神姫「むしろ、ここ数日の温かさがおかしかったのよ。」
悠「寒くなるとおれ死んじゃう!」
摩耶「大丈夫、真桜ちゃんは元気になるよ。」
千世子「はーい、じゅぎょーしますなのだ。前回の続きからで金はもっとも古くから人類に利用されている金属のひとつでその歴史は数千年にもなるのだ。古代エジプトのヒエログリフや旧約聖書にも、金についての記述が見られるのだ。金はとても加工しやすく、腐食しにくいという利点もあって、多くの装飾品が作られてきたのだ。紀元前3000年ごろのメソポタミアでは、黄金の兜が作られているのだ。また、紀元前7世紀ごろのリディア王国では、人類の歴史上初めて貨幣が作られたとされていますが、これに使われたのもやはり金だったのだ。」
悠「おれもなー、元気になりてぇなぁー」
摩耶「血管に空気とか注射する?」
悠「確実に死ぬ奴ぅ~」
神姫「血管を爆破して空気を抜けばいいのよ」
悠「キラークィーン!」
千世子「金は加工しやすいのはいいですが、あまりに柔らかいため、日常的に使用したり、身につけたりするような製品では不具合が出てくるのだ。そんなときは、強度を増すために、ほかの金属を混ぜ、合金を作るのだ。
悠「っていうか、元気になんないじゃん」
摩耶「助かるために必死にもがきあがくでしょ?」
悠「なるほど」
神姫「死に際が一番輝くのね。」
悠「おれはそこそこの輝きでいいや。スーパーモードぐらいに」
千世子「合金における金の純度を示す基準として、国際的に復旧しているカラット法があるのだ。カラット法では、金の純度は24分率で表されるのだ。純金は24金、あるいはK24と表記されるのだ。(Kは「カラット(Karat)」の頭文字)。18金なら純度75%というわけなのだ。通常の宝飾品では、14金あるいは18金がよく使われるのだ。」
摩耶「そこそこどころかキンキンなんだけど」
悠「18禁」
神姫「字が違う」
悠「でも、ドキドキするし元気も出る!」
神姫「弾針剄」
チュドンっ!
悠「ぴぎぃー!」
千世子「金とどの金属を合わせるかで、合金の色味は変化しますなのだ。よく使われる合金の組成は何通りかあり、それぞれ色を用いた名称で呼ばれているのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「さささむーーーい!なにこれどういうこと!?」
摩耶「雨降ってるしね。」
神姫「むしろ、ここ数日の温かさがおかしかったのよ。」
悠「寒くなるとおれ死んじゃう!」
摩耶「大丈夫、真桜ちゃんは元気になるよ。」
千世子「はーい、じゅぎょーしますなのだ。前回の続きからで金はもっとも古くから人類に利用されている金属のひとつでその歴史は数千年にもなるのだ。古代エジプトのヒエログリフや旧約聖書にも、金についての記述が見られるのだ。金はとても加工しやすく、腐食しにくいという利点もあって、多くの装飾品が作られてきたのだ。紀元前3000年ごろのメソポタミアでは、黄金の兜が作られているのだ。また、紀元前7世紀ごろのリディア王国では、人類の歴史上初めて貨幣が作られたとされていますが、これに使われたのもやはり金だったのだ。」
悠「おれもなー、元気になりてぇなぁー」
摩耶「血管に空気とか注射する?」
悠「確実に死ぬ奴ぅ~」
神姫「血管を爆破して空気を抜けばいいのよ」
悠「キラークィーン!」
千世子「金は加工しやすいのはいいですが、あまりに柔らかいため、日常的に使用したり、身につけたりするような製品では不具合が出てくるのだ。そんなときは、強度を増すために、ほかの金属を混ぜ、合金を作るのだ。
悠「っていうか、元気になんないじゃん」
摩耶「助かるために必死にもがきあがくでしょ?」
悠「なるほど」
神姫「死に際が一番輝くのね。」
悠「おれはそこそこの輝きでいいや。スーパーモードぐらいに」
千世子「合金における金の純度を示す基準として、国際的に復旧しているカラット法があるのだ。カラット法では、金の純度は24分率で表されるのだ。純金は24金、あるいはK24と表記されるのだ。(Kは「カラット(Karat)」の頭文字)。18金なら純度75%というわけなのだ。通常の宝飾品では、14金あるいは18金がよく使われるのだ。」
摩耶「そこそこどころかキンキンなんだけど」
悠「18禁」
神姫「字が違う」
悠「でも、ドキドキするし元気も出る!」
神姫「弾針剄」
チュドンっ!
悠「ぴぎぃー!」
千世子「金とどの金属を合わせるかで、合金の色味は変化しますなのだ。よく使われる合金の組成は何通りかあり、それぞれ色を用いた名称で呼ばれているのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ」