ー奇談ー學校へ行こう(2)6
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「お腹大丈夫か?」
サタン「問題ないのだ」
神姫「まぁそんなすぐに異常は出ないでしょう」
摩耶「じわじわと毒が進行していくと」
サタン「大丈夫、我に毒は通用しないのだ。」
悠「無駄に強い」
千世子「はい、じゅぎょーしますなのだ。代表的な色であるピンクは恋人同士の愛をはぐくみますと、グリーンやブラックの物は、心に強さをもたらし、元気づけてくれるのだ。また、青のインディゴライトは、済んだ純粋な心を取り戻してくれる力があるといわれているのだ。」
亘理『恋人同士の愛をはぐくむだってさ!』
悠「オレサマ オマエ マルカジリ?」
亘理『いってねぇよ』
摩耶「亘理ちゃん、渾身の素ツッコミ」
悠「大事なのは石の力じゃ無くて意思の力だろうが!はー、これはカッコいい、これは女性陣の視線を釘付けですわ」
千世子「面白いのは、無色の「アクロアイト」で、他の石のパワーを増幅させる、いわばブースターのような動きをするとされているのだ。トルマリンは、ミネラルアクセサリーショップなどで比較的簡単に入手できますから、様々な意思と組み合わせてアクセサリーを仕立てて持ってみるのは、ファッションアイテムとしても楽しいことでしょうなのだ。」
神姫「これ、結局普通の水飴だったわけ?」
サタン「んー……普通のではないと思うのだ。なんか、我が懐かしいような味と感じる水飴だったのだ。」
スキュラ「だとすると魔界産の水飴となりますね。」
悠「わお、ガン無視されてりゅっ!」
摩耶「そりゃそうだ。」
千世子「トルマリンは比較的新しい宝石で、ヨーロッパには18世紀に紹介されたとされてますが、このころは既に、トルマリンの持つ、奇妙な性質が知られていたのだ。」
亘理『なんでもいいから私にアクセサリーちょうだいよ』
悠「もはや駆け引きとかなしに要求してきたな」
摩耶「ほら、鉱山掘って石集めて手作りアクセ作ってどうぞ」
悠「探鉱夫ハンターかな?」
亘理『私のためにダイヤモンドを』
悠「だまらっしゃい」
千世子「トルマリンは和名を「電気石」というのだ。電気を通さないものが多いはずの鉱石に電気という名前は、少々不似合のようにも思いますが、実はこれこそは、トルマリンの性質をズバリと言い当てている名称なのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ。」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「お腹大丈夫か?」
サタン「問題ないのだ」
神姫「まぁそんなすぐに異常は出ないでしょう」
摩耶「じわじわと毒が進行していくと」
サタン「大丈夫、我に毒は通用しないのだ。」
悠「無駄に強い」
千世子「はい、じゅぎょーしますなのだ。代表的な色であるピンクは恋人同士の愛をはぐくみますと、グリーンやブラックの物は、心に強さをもたらし、元気づけてくれるのだ。また、青のインディゴライトは、済んだ純粋な心を取り戻してくれる力があるといわれているのだ。」
亘理『恋人同士の愛をはぐくむだってさ!』
悠「オレサマ オマエ マルカジリ?」
亘理『いってねぇよ』
摩耶「亘理ちゃん、渾身の素ツッコミ」
悠「大事なのは石の力じゃ無くて意思の力だろうが!はー、これはカッコいい、これは女性陣の視線を釘付けですわ」
千世子「面白いのは、無色の「アクロアイト」で、他の石のパワーを増幅させる、いわばブースターのような動きをするとされているのだ。トルマリンは、ミネラルアクセサリーショップなどで比較的簡単に入手できますから、様々な意思と組み合わせてアクセサリーを仕立てて持ってみるのは、ファッションアイテムとしても楽しいことでしょうなのだ。」
神姫「これ、結局普通の水飴だったわけ?」
サタン「んー……普通のではないと思うのだ。なんか、我が懐かしいような味と感じる水飴だったのだ。」
スキュラ「だとすると魔界産の水飴となりますね。」
悠「わお、ガン無視されてりゅっ!」
摩耶「そりゃそうだ。」
千世子「トルマリンは比較的新しい宝石で、ヨーロッパには18世紀に紹介されたとされてますが、このころは既に、トルマリンの持つ、奇妙な性質が知られていたのだ。」
亘理『なんでもいいから私にアクセサリーちょうだいよ』
悠「もはや駆け引きとかなしに要求してきたな」
摩耶「ほら、鉱山掘って石集めて手作りアクセ作ってどうぞ」
悠「探鉱夫ハンターかな?」
亘理『私のためにダイヤモンドを』
悠「だまらっしゃい」
千世子「トルマリンは和名を「電気石」というのだ。電気を通さないものが多いはずの鉱石に電気という名前は、少々不似合のようにも思いますが、実はこれこそは、トルマリンの性質をズバリと言い当てている名称なのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ。」