ー奇談ー學校へ行こう(2)5

ー教室ー

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

悠「妖精で思い出したんだが、あとやたらワープさせてくる奴を忘れてた」

摩耶「レジェンドオブマナの妖精は基本的に性悪だよね。」

神姫「人間を憎んでるものね。」

亘理『可愛い妖精どこ?』

悠「メガテンシリーズの妖精は可愛いぞ。回復してくれるし小さいし羽生えてて(メギドラオンもぶち込んでくるけど。)」

千世子「はい、じゅぎょーしますなのだ。前回の続きからで、ペリドットでとくに有名なものは、ドイツのケルン大聖堂にある、マギ(MAGI)の3つの聖堂に飾られているもので、ひとつが200CT以上あるのだ。マギとは、イエス・キリストが誕生したときに立ち会ったという、「東方の三博士」のことで、ペリドットは、世界各地で重要な意味を持つ宝石だったということなのだ。」

亘理『なんかぼそっと言った?』

悠「メギドラオンでございます」

摩耶「9999ダメージ。」

悠「羽溜めに溜めて意気揚々と戦いに行ったら焼き尽くされ続ける悲しみ。おのれエリザベス!!」

神姫「全能の宝珠もアウトだったわね。」

千世子「現在もペリドットは、その明るく軽やかなパワーで、知能を発揮させると言われているのだ。また、物事をスムーズに導き、全てをクリアにしてくれるパワーをもたらしてくれるともされているのだ。」

悠「そう考えるとやっぱり妖精はダメだな」

サタン「偏った考えかたの判断な気もするのだ。」

雨「いつものことでしょ」

累「でも、なんどでも生きかえるってことは何してもいいってことよね。」

リリス「なにしても、ね。うふふ。」

千世子「ペリドットとその仲間の鉱物たちは、たとえ宝石としての価値はなくとも、もっと重要なことを教えてくれるのだ。」

悠「ああいう奴らこそ妖精に痛い目にあわされたらいいのにな」

摩耶「そういうヘマをしないから蔓延るんだよ?」

亘理『シンプルに怖い』

悠「人間賛歌は勇気の賛歌!勇気とは恐怖を我が物とすることじゃ!!」

摩耶「いうと思った。」

千世子「ペリドットの鉱石名であるかんらん意思を含む岩石を、かんらん岩と言いますが、かんらん岩は火成岩の一種で、地球を覆う地殻の下、遥か地下深くでドロドロと対流している「マントル層」を構成する物質であると考えられるのだ。続きは次回なのだ。」
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