ー奇談ー學校へ行こう(2)5
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「暑いから服なんてきてらんねぇな」
神姫「直射日光を肌で受ける方が熱いでしょ。」
悠「……じゃあ、水着とかに着替えてもええんちゃうかな。」
摩耶「あの手この手で女の子を脱がそうとする悠君のドスケベ精神」
千世子「控えめに言って最低だと思うのだ」
悠「それが控えめに言って最高に変わるときが来るんだよ」
神姫「鉄パイプある?あと、コンロ」
悠「ごめん、なにする気?なにする気!?」
神姫「炙って殴ろうかと」
悠「やきごて!!」
累「鉄パイプは太さも長さも取り揃えております。」
リリス「コンロはないけどバーナーなら。」
悠「コイツらいつも何処で調達してくるんだ…。また捨てにいかないと」
亘理『毎回凶器を集める側と捨てに行く側』
摩耶「需要と供給」
悠「ではない」
千世子「なんにしてもそこらのロッカーを開けたら設置アイテムみたいに凶器が入ってるのだ」
悠「壁にかかったショットガンには手を触れるなよ。天井が落ちてくるぞ。」
摩耶「バイオハザードかな?」
神姫「謎の仕掛けが多すぎよね。」
悠「ショットガンの有無で落ちてくる天井の仕掛けだけでいったいいくらかかるんだか」
千世子「天井の仕掛けなら亘理ちゃんがいれば一瞬なのだ」
亘理『……えっ?!』
悠「天井自体を落とすのは無理だろ。亘理が天井から落ちてくるのはできるだろうけど」
摩耶「リッカーかな?」
悠「リッカーも作品によって色々と姿代わるよな。ガリガリだったりぬるぬるだったり」
千世子「天井に張り付いてると思ったら怖いのだ」
悠「だとよ」
亘理『私のことじゃないよね!?』
サタン「天井に張り付くとかトカゲみたいなのだ。」
悠「あと蜘蛛とかもだな。……スパイダーマッ!」
雨「うるせぇ!」
悠「タッタラーーーラッー!」
神姫「思い出したように蜘蛛いじり」
摩耶「暑さのせいか虫とかあんまりみないよね」
千世子「例年に比べたらセミが鳴いてないのだ」
亘理『言われてみれば蚊も少ないね。』
悠「暑さが虫を淘汰しているしっかりしろーー!雨ーー!」
雨「……」
神姫「ありとあらゆる罵詈雑言を吐きだしたそうな顔してるわね。」
悠「たまには優しい言葉をかけろよ」
雨「お前にはいわねぇわ!」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「暑いから服なんてきてらんねぇな」
神姫「直射日光を肌で受ける方が熱いでしょ。」
悠「……じゃあ、水着とかに着替えてもええんちゃうかな。」
摩耶「あの手この手で女の子を脱がそうとする悠君のドスケベ精神」
千世子「控えめに言って最低だと思うのだ」
悠「それが控えめに言って最高に変わるときが来るんだよ」
神姫「鉄パイプある?あと、コンロ」
悠「ごめん、なにする気?なにする気!?」
神姫「炙って殴ろうかと」
悠「やきごて!!」
累「鉄パイプは太さも長さも取り揃えております。」
リリス「コンロはないけどバーナーなら。」
悠「コイツらいつも何処で調達してくるんだ…。また捨てにいかないと」
亘理『毎回凶器を集める側と捨てに行く側』
摩耶「需要と供給」
悠「ではない」
千世子「なんにしてもそこらのロッカーを開けたら設置アイテムみたいに凶器が入ってるのだ」
悠「壁にかかったショットガンには手を触れるなよ。天井が落ちてくるぞ。」
摩耶「バイオハザードかな?」
神姫「謎の仕掛けが多すぎよね。」
悠「ショットガンの有無で落ちてくる天井の仕掛けだけでいったいいくらかかるんだか」
千世子「天井の仕掛けなら亘理ちゃんがいれば一瞬なのだ」
亘理『……えっ?!』
悠「天井自体を落とすのは無理だろ。亘理が天井から落ちてくるのはできるだろうけど」
摩耶「リッカーかな?」
悠「リッカーも作品によって色々と姿代わるよな。ガリガリだったりぬるぬるだったり」
千世子「天井に張り付いてると思ったら怖いのだ」
悠「だとよ」
亘理『私のことじゃないよね!?』
サタン「天井に張り付くとかトカゲみたいなのだ。」
悠「あと蜘蛛とかもだな。……スパイダーマッ!」
雨「うるせぇ!」
悠「タッタラーーーラッー!」
神姫「思い出したように蜘蛛いじり」
摩耶「暑さのせいか虫とかあんまりみないよね」
千世子「例年に比べたらセミが鳴いてないのだ」
亘理『言われてみれば蚊も少ないね。』
悠「暑さが虫を淘汰しているしっかりしろーー!雨ーー!」
雨「……」
神姫「ありとあらゆる罵詈雑言を吐きだしたそうな顔してるわね。」
悠「たまには優しい言葉をかけろよ」
雨「お前にはいわねぇわ!」