ｰ教室ｰ

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

悠「太陽の光が優しく降りそそぐ。」

千世子「とっくに太陽のさんは帰っちゃってる時間なのだ」

摩耶「月の光なら降り注いでるかもね。」

悠「月光の方が生命の水より回復量高いしな」

サタン「なんの話なのだ?」

神姫「悠の口から出る話題なんてジョジョかロマサガか下ネタだけよ」

悠「もっと他にも色々と言ってるはずなんだけどなぁ」

摩耶「戯言とか」

悠「恐縮です」

スキュラ「恐縮の使い方おかしくないですか?」

摩耶「適当もよくでるね」

神姫「適当の塊だからね」

悠「どうも、ディアディゾンです、違うか!」

神姫「……」
ズドッ!
悠「おヴっ!」
どざっ

千世子「カッコいいキックだったのだ」

亘理『いま、突き刺さってた』

悠「ヘルメットがなければ即死だった」

スキュラ「被ってませんよね?」

悠「被ってねぇし!」

摩耶「被ってないっていってるのに過剰反応」

悠「男だから、ねぇ?」

摩耶「……」

悠「あれ、無視された?」

神姫「関わりになりたくないんでしょ」

千世子「あんちんはそのうち大事なものを亡くす気がするのだ」

悠「さよならだけが人生さ」

累「じゃあ、肉体からサヨナラしょうぜ」

リリス「首切る?首切る?」
ギュンギィィィ

悠「やめいっ!チェーンソーを振るな!」

摩耶「サヨナラチェーンソー」

悠「神はバラバラになった」

千世子「今、バラバラになりそうなのはあんちんなのだ」

悠「ホントにな!」
ググッ
ギュンギィィィ
リリス「ぬぬぬっ!」

摩耶「わりとしっかり取り押さえてるね」

神姫「まぁ、あれ押さえきれてなかったらホントにぐちゃぐちゃになってるだろうからね。」

悠「助けてくれてもいいのよ?」

リリス「私を」

悠「テメーは黙ってろ悪魔ちゃん!」

累「頑張ってリリスちゃん!」

悠「テメーも黙ってろ悪魔ちゃん!」

摩耶「なんか甘いもの食べた多くなるね。」

千世子「どういうことかわからないけど、甘い物は食べたいのだ」

神姫「ちょっとコンビニでも行く?」

悠「おれ、おでん!」

亘理『悠ちゃん、わりと余裕だね』

悠「余裕の悠くんだ!」

摩耶「わき腹に蹴り入れたい」

悠「今はやめて!!」