ー奇談ー學校へ行こう(2)4
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
冥「メリークリスマスですナ。」
悠「ケーキですナ。」
冥「チキンもありますナ。」
悠「チキンも美味しそうですナ。」
摩耶「動脈を引っかかれたらいいのに」
悠「血染めのクリスマス」
神姫「赤もクリスマスカラーよ」
悠「おれ血で染めないで欲しいかな」
千味「累、プレゼントは何が欲しい?」
累「アイツの首かなぁ。」
千味「任せて!」
ジャキ!!
悠「おいおい、背後で物騒なトークが聞こえてきてるぞ」
千世子「アイツっていって向けた指の先にはあんちんがいたのだ。」
摩耶「そして大きなハサミを構える千味ちゃん」
スキュラ「なんでしたっけ、首をお盆に乗せて踊る話」
神姫「サロメね」
千味「うおおぉっ!」
ジャキン!
バッ!
悠「シザーマンかコイツは!」
累「争え、争え、そして累を楽しませろ。」
リリス「血が見たいそうよ」
悠「ふざっ!けんっ!なっ!」
ドゴッ!
千味「がふっ……。」
神姫「ちょっと埃がまうでしょ。バタバタしないで。」
悠「おれが悪いの?!」
亘理『ケーキおいしぃ~』
千世子「あまーいのだ。」
摩耶「僕はチキン貰おうかな。」
冥「はーい、切り分けますナ。あれ?」
義鷹「もぐっ、バキ、ボリボリ。」
悠「うちのゆえも大口でかぶりつくけど、チキン丸々をひと口かつ骨もろとも食うことはしないぞ。」
義鷹「ゴクッ……なかなかうまい。」
冥「味わってるのか味わってないのかわからないですナ。」
義鷹「うまい」
冥「……まぁ、まだまだあるからいいですナ。」
メフィスト「ンーフフ、ワインはいかかデース?」
悠「ワインなぁ。そんな好きでもないんだよなぁ。」
義鷹「とりあえず酒ならなんでもいい。」
メフィスト「飲ませがいがないひと達デースねぇ。ちなみに私は日本酒が好きデス。」
悠「じゃあなんでワインを振った」
メフィスト「クリスマスだからデス」
摩耶「悪魔が祝うクリスマス」
サタン「サタンもいるのだ!」
悠「知ってる」
サタン「……」
ズドッ!
悠「だから、その尖ってる装飾部分で突くな!」
累「血と汗と涙を流せ」
悠「アラケスさんはゲートに引っ込んでてください。」
摩耶「大回転とかの身きりでお世話になるのに。」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
冥「メリークリスマスですナ。」
悠「ケーキですナ。」
冥「チキンもありますナ。」
悠「チキンも美味しそうですナ。」
摩耶「動脈を引っかかれたらいいのに」
悠「血染めのクリスマス」
神姫「赤もクリスマスカラーよ」
悠「おれ血で染めないで欲しいかな」
千味「累、プレゼントは何が欲しい?」
累「アイツの首かなぁ。」
千味「任せて!」
ジャキ!!
悠「おいおい、背後で物騒なトークが聞こえてきてるぞ」
千世子「アイツっていって向けた指の先にはあんちんがいたのだ。」
摩耶「そして大きなハサミを構える千味ちゃん」
スキュラ「なんでしたっけ、首をお盆に乗せて踊る話」
神姫「サロメね」
千味「うおおぉっ!」
ジャキン!
バッ!
悠「シザーマンかコイツは!」
累「争え、争え、そして累を楽しませろ。」
リリス「血が見たいそうよ」
悠「ふざっ!けんっ!なっ!」
ドゴッ!
千味「がふっ……。」
神姫「ちょっと埃がまうでしょ。バタバタしないで。」
悠「おれが悪いの?!」
亘理『ケーキおいしぃ~』
千世子「あまーいのだ。」
摩耶「僕はチキン貰おうかな。」
冥「はーい、切り分けますナ。あれ?」
義鷹「もぐっ、バキ、ボリボリ。」
悠「うちのゆえも大口でかぶりつくけど、チキン丸々をひと口かつ骨もろとも食うことはしないぞ。」
義鷹「ゴクッ……なかなかうまい。」
冥「味わってるのか味わってないのかわからないですナ。」
義鷹「うまい」
冥「……まぁ、まだまだあるからいいですナ。」
メフィスト「ンーフフ、ワインはいかかデース?」
悠「ワインなぁ。そんな好きでもないんだよなぁ。」
義鷹「とりあえず酒ならなんでもいい。」
メフィスト「飲ませがいがないひと達デースねぇ。ちなみに私は日本酒が好きデス。」
悠「じゃあなんでワインを振った」
メフィスト「クリスマスだからデス」
摩耶「悪魔が祝うクリスマス」
サタン「サタンもいるのだ!」
悠「知ってる」
サタン「……」
ズドッ!
悠「だから、その尖ってる装飾部分で突くな!」
累「血と汗と涙を流せ」
悠「アラケスさんはゲートに引っ込んでてください。」
摩耶「大回転とかの身きりでお世話になるのに。」