ー奇談ー學校へ行こう(2)3
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「もはやガキの使いの年末スペシャルの引き出しネタの如く、毎回おれの机か椅子がいじられてる件について」
摩耶「びっしりと尖った石が置かれてるね」
悠「気づかないように仕掛けるんじゃなくて初めから気づかれてもいいからテンコ盛りに仕掛けるっていう嫌がらせがムカつくわ。」
神姫「むしろ遊び倒したから後は片付けとけって感じよね。」
悠「性質が悪いわぁ。ちょっと窓開けてくれ」
千世子「どうするのだ?」
悠「こんなもんいちいち外に運び出してたら時間かかる。投げ捨てる」
ブンッ!ブンッ!
千世子「普通なら怒られそうなのことやってるのだ。」
摩耶「まぁ、多少石が当たったとしても死ぬようなひとはいないしね。」
悠「怒るのはたくさんいるだろうけどな」
リリス「石ぶつけられたら誰でも起こるわよ」
悠「そらそーだ……。」
バッ!
リリス「ひとの顔見て身構えるのやめてくれない?」
悠「やかましい!机の仲間でやたら尖った石を敷き詰めやがって!」
ダラダラっ
千世子「わりと刺さって血が出てるのだ。」
リリス「私は机の方はやってないわよ。」
摩耶「椅子の方は?」
リリス「私」
悠「道理で椅子に突き刺さってるわけだ」
サタン「それもう椅子ごと変えた方がいいのだ」
悠「椅子とかは一日放置しといたら直るからいいんだけどな」
摩耶「自動修復」
リリス「火をつけたらどうなるかしら」
悠「管理人ちゃんがガチギレする。」
神姫「やめなさいよ」
リリス「はぁ~い」
悠「ほんっと神姫のいう事は聞くんだから」
神姫「いうほど聞いてないと思うわ」
リリス「そんなことないですよぉ~」
悠「そういえばもう一人の悪魔ちゃんはどうした」
スキュラ「ノコギリが欲しいといってましたね。」
悠「アイツに持たせたらいけないもののひとつだな。」
摩耶「他には?」
悠「ナイフ、刀、金属バットetcetc」
神姫「とりあえず凶器ね」
千世子「普通は誰でも凶器を持たせるのはダメなのだ」
悠「特にダメなんだよ」
リリス「でも、平気よ。一番最初にためされるのはみーちゃんだし。」
悠「アイツはアイツで不死身だな」
摩耶「愛は盲目」
リリス「あの二人の間にあるのは主従関係だけどね。」
悠「不憫よのぉ」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「もはやガキの使いの年末スペシャルの引き出しネタの如く、毎回おれの机か椅子がいじられてる件について」
摩耶「びっしりと尖った石が置かれてるね」
悠「気づかないように仕掛けるんじゃなくて初めから気づかれてもいいからテンコ盛りに仕掛けるっていう嫌がらせがムカつくわ。」
神姫「むしろ遊び倒したから後は片付けとけって感じよね。」
悠「性質が悪いわぁ。ちょっと窓開けてくれ」
千世子「どうするのだ?」
悠「こんなもんいちいち外に運び出してたら時間かかる。投げ捨てる」
ブンッ!ブンッ!
千世子「普通なら怒られそうなのことやってるのだ。」
摩耶「まぁ、多少石が当たったとしても死ぬようなひとはいないしね。」
悠「怒るのはたくさんいるだろうけどな」
リリス「石ぶつけられたら誰でも起こるわよ」
悠「そらそーだ……。」
バッ!
リリス「ひとの顔見て身構えるのやめてくれない?」
悠「やかましい!机の仲間でやたら尖った石を敷き詰めやがって!」
ダラダラっ
千世子「わりと刺さって血が出てるのだ。」
リリス「私は机の方はやってないわよ。」
摩耶「椅子の方は?」
リリス「私」
悠「道理で椅子に突き刺さってるわけだ」
サタン「それもう椅子ごと変えた方がいいのだ」
悠「椅子とかは一日放置しといたら直るからいいんだけどな」
摩耶「自動修復」
リリス「火をつけたらどうなるかしら」
悠「管理人ちゃんがガチギレする。」
神姫「やめなさいよ」
リリス「はぁ~い」
悠「ほんっと神姫のいう事は聞くんだから」
神姫「いうほど聞いてないと思うわ」
リリス「そんなことないですよぉ~」
悠「そういえばもう一人の悪魔ちゃんはどうした」
スキュラ「ノコギリが欲しいといってましたね。」
悠「アイツに持たせたらいけないもののひとつだな。」
摩耶「他には?」
悠「ナイフ、刀、金属バットetcetc」
神姫「とりあえず凶器ね」
千世子「普通は誰でも凶器を持たせるのはダメなのだ」
悠「特にダメなんだよ」
リリス「でも、平気よ。一番最初にためされるのはみーちゃんだし。」
悠「アイツはアイツで不死身だな」
摩耶「愛は盲目」
リリス「あの二人の間にあるのは主従関係だけどね。」
悠「不憫よのぉ」