ー奇談ー學校へ行こう(2)3
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「ズズッ……ばーーーっ。」
摩耶「飲んで吐く」
神姫「なにしてるのよ」
悠「おれのブラックコーヒーの中身が醤油になってる…」
神姫「ここで蓋開けた飲み物を置きっぱなしにしとくのが悪いわね。」
千世子「はい、じゅぎょーしますなのだ。前回の続きからでイエスが墓に安置されてから3日ほどたち、マグダラのマリアはイエスの墓にいったが、、そこにイエスの死骸はなかったのだ。驚き慌てるマグダラのマリアに声をかける人がいたのだ。マグダラのマリアは、誰なのか最初分からなかったが、よく見るとイエスそのひとだったのだ。」
悠「あー、くそっ、おもっくそ飲んだ……。」
亘理『大丈夫?』
悠「正直いま一気に血圧が上がってる気がする。」
累「たいへん、グラウンドとか走ったほうがいいよ」
リリス「ダッシュダッシュ!」
千世子「彼女は、甦った夫に駆け寄ろうとしたが、イエスはそっと手で制して「父である神と会う前なので、人間のみである君が私に触れてはならない」といい、そして、自分が復活したことを他の弟子たちに伝えるよう指示したのだ。」
悠「死ぬ。本気で死ぬ!」
サタン「なんで死ぬのだ?」
摩耶「醤油で血圧が上がって、そのうえで走ったりするとさらに血圧が上がって欠陥が切れるんだよ」
サタン「へー」
悠「……きもちわるい」
千世子「マグダラのマリアは、喜んで弟子たちのもとへ戻り、イエスが復活したことを明かしたのだ。最初弟子たちは彼女を信じようとはしなかったが、その後イエスは弟子たちの前にも姿を現して復活が真実であることを皆に示した後、ようやく昇天したのだ。」
神姫「さすがにこれは気持ち悪くなるのね」
悠「おれは低血圧だが血の量は常人より多っ……うぇ」
雨「低血圧なの血が多いっておかしいでしょ」
悠「……ぷふーーーっ、ぷふーーーっ」
摩耶「なんか産みそう」
神姫「吐くならトイレ行きなさいよ」
千世子「それから、イエスの弟子たちは四散して各地で布教を行ったのだ。マグダラのマリアは、イエスの母マリアと14年間一緒に過ごした後フランスへ渡り、そこで亡くなったというのだ。そして、マグダラのマリアとイエスの子孫は、現代でいうフランスやドイツを含む広大な領土の、メロヴィング朝フランク王国を興したと伝えられているのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ。」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「ズズッ……ばーーーっ。」
摩耶「飲んで吐く」
神姫「なにしてるのよ」
悠「おれのブラックコーヒーの中身が醤油になってる…」
神姫「ここで蓋開けた飲み物を置きっぱなしにしとくのが悪いわね。」
千世子「はい、じゅぎょーしますなのだ。前回の続きからでイエスが墓に安置されてから3日ほどたち、マグダラのマリアはイエスの墓にいったが、、そこにイエスの死骸はなかったのだ。驚き慌てるマグダラのマリアに声をかける人がいたのだ。マグダラのマリアは、誰なのか最初分からなかったが、よく見るとイエスそのひとだったのだ。」
悠「あー、くそっ、おもっくそ飲んだ……。」
亘理『大丈夫?』
悠「正直いま一気に血圧が上がってる気がする。」
累「たいへん、グラウンドとか走ったほうがいいよ」
リリス「ダッシュダッシュ!」
千世子「彼女は、甦った夫に駆け寄ろうとしたが、イエスはそっと手で制して「父である神と会う前なので、人間のみである君が私に触れてはならない」といい、そして、自分が復活したことを他の弟子たちに伝えるよう指示したのだ。」
悠「死ぬ。本気で死ぬ!」
サタン「なんで死ぬのだ?」
摩耶「醤油で血圧が上がって、そのうえで走ったりするとさらに血圧が上がって欠陥が切れるんだよ」
サタン「へー」
悠「……きもちわるい」
千世子「マグダラのマリアは、喜んで弟子たちのもとへ戻り、イエスが復活したことを明かしたのだ。最初弟子たちは彼女を信じようとはしなかったが、その後イエスは弟子たちの前にも姿を現して復活が真実であることを皆に示した後、ようやく昇天したのだ。」
神姫「さすがにこれは気持ち悪くなるのね」
悠「おれは低血圧だが血の量は常人より多っ……うぇ」
雨「低血圧なの血が多いっておかしいでしょ」
悠「……ぷふーーーっ、ぷふーーーっ」
摩耶「なんか産みそう」
神姫「吐くならトイレ行きなさいよ」
千世子「それから、イエスの弟子たちは四散して各地で布教を行ったのだ。マグダラのマリアは、イエスの母マリアと14年間一緒に過ごした後フランスへ渡り、そこで亡くなったというのだ。そして、マグダラのマリアとイエスの子孫は、現代でいうフランスやドイツを含む広大な領土の、メロヴィング朝フランク王国を興したと伝えられているのだ。今日はここまでで続きは次回なのだ。」