ｰ教室ｰ

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

悠「はーい、お前らコノヤロウ。今さっき首に爆弾を巻かれた上」

『コロスシカナイ、タスカルニハコロスシカナイ、コロスシカナインダ……』

悠「としか言わなくなっている害のない雑魚妖魔をグラウンドで複数捕獲したんだがお前たちというかそこの悪魔ちゃん達は何かしているか、いや知っているよなお前たちの仕業だな」

リリス「私たちは自分の信念に従って行動したまでよ」

累「正しいことがすべてだと思っている内は正しい生き方なんてできないものだよ。」

悠「お前たちの生き方は間違いなく間違っているがな」

累「そもそもまず累たちを疑うことがおかしいなぜならこんなに可愛いのだから、ほれ、馬耳パタパタ」

摩耶「可愛いが正義理論」

神姫「そんなものはごく一部にしか通用しないわ」

リリス「プリキュアのTシャツを着た無職の男を見た」

悠「それは妖精だ。」

千世子「妖精なのだ?!」

悠「そうだ。だから近づくな」

累「むだに髪の長い頭のおかしい男を見た」

悠「それはおれだ。おれじゃねぇよ、ぶっ飛ばすぞ!」

リリス「あら、ノリツッコミ」

葛葉「それよりちょっといいかい?」

サタン「今息するので忙しいのだ」

スキュラ「ちょっと拭き掃除するんで」

ベヒモス「Zzz」

葛葉「お前らもうちよっと葛葉さんに興味もとうよ」

悠「今とりこんでる色ボケ鼠は自分から火の中に飛び込んでろ」

葛葉「テメー!私は蛾かなんかかっ!あんまり調子に乗ってるとこの女のバストサイズをワンランクあげるぞ!」
ガシッ!
亘理『キャーーッ!』

悠「それは好きにやれ!!」

神姫「止めなさいよ。」
ゴッ!
悠「鼻に裏拳!?」

リリス「……」
ゴゴゴ!!

累「胸の話するからリリスちゃんがキレてるわよ」

摩耶「彼女の胸をワンランクバストアップしてあげたら?」

葛葉「ふくらみが乳首しかないものをどう揉めと?」

リリス「ブチコロス。ブチコロス。ブチコロス。」

神姫「構わないわ。殺りなさい。」

リリス「うおおおおっーー!」
グシャッ!
葛葉「ぎゃああっ!」

千世子「神姫さんのいう事はみんな聞くのだ」

悠「おれの言う事も聞いてほしいわ。」

累「嫌」

悠「誰かそいつを捕えてくれ、生死は問わん。」

婀娜「え?精子は飲まん?愛があればいけるって!」

悠「腐ってんのは耳か?それとも頭か?ああ、両方か」

摩耶「はいはい、タマゴボーロだよ」

婀娜「わーーい!」

千世子「なんだかハチャメチャが押し寄せ切ってるのだ」