ー奇談ー學校へ行こう(2)3

ー教室ー

毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。

悠「今日も暑かった」

摩耶「梅雨っぽくないねぇ」

神姫「湿度がないだけでカラカラに暑いのよね。」

千世子「アイスとかが美味しいのだ」

悠「腹くだすまで食い続けようぜ」

亘理『お腹壊すこと前提!?』

悠「超えた先に新たな世界があるかもしれないだろ」

千世子「絶望しかないと思うのだ」

摩耶「悠君はいつかやらかすね。」

悠「そのときは電話するから助けに来てくれ。」

摩耶「ごめん、その日、電話でれないんだ」

悠「いつどこでやらかすかわからないのにその日は都合悪いといわれたでござる」

亘理『く、くふっ』

悠「ちょっと受けてんじゃないよ!!」

神姫「そりゃやらかした相手の所にはいきたくないでしょ」

サタン「さっきからいってるやらかすってなんなのだ?」

スキュラ「お腹を壊してやらかすということは……つまりは漏らすということでしょう」

サタン「うわぁ……」

悠「まだやらかしてないのに引くな!」

神姫「まだっていうのやめなさいよ」

摩耶「でも、40代とかからやらかす人って多くなるらしいね」

悠「括約筋が弱ってんのかな」

神姫「胃や腸が弱ってることもあるんでしょうね」

悠「辛いものばっかり食って「痔」になったり。あー、怖い怖い」

摩耶「悠君も油断してるとブチっだよ」

悠「どこが!?ケツ?ケツがブチっ!?」

千世子「あんちん、うるさいのだ」

悠「ケツでブチッはさすがに怖いもん」

神姫「弾針剄」
チュドン!
悠「あひぃっ!」
ゴロン!ゴッ!
ベヒモス「ん?」

悠「ぐおぉぉぉっ!」
ゴロン!ゴロン!

摩耶「吹っ飛んで見事尻尾にクラッシュ」

悠「背骨が割れるかと思った!」

亘理『折れるじゃなくて割れる?』

千世子「痛みで混乱してるみたいなのだ」

摩耶「いつもトチ狂ってるけどね。」

悠「誰がどチくるっていまスカ!」

サタン「言葉がおかしいのだ」

悠「すぅぅぅっ、こぉぉぉっ、よし波紋の呼吸で落ち着いた」

摩耶「波紋の呼吸だったら溶けてるでしょ」

悠「WRYYYYY」

千世子「あんちんはいつも元気なのだ」

神姫「そんなに無駄に元気ならちょっとアイスでも買ってきて」

悠「いいよ。」

摩耶「あ、じゃあ僕も行くよ」
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