ー奇談ー學校へ行こう(2)2
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「肌寒い」
揺光【ほれ】
ぼわふんっ!
悠「わー…」
亘理『悠ちゃんが尻尾に飲み込まれた』
悠「結構しっかりした尻尾で痛い…」
千世子「温かさはどうなのだ?」
悠「いい感じだけど、最初に頭から真下に撫でおりていった尻尾の一撃がホントジンジンしてる」
神姫「真綿の塊でしばかれた感じかしら」
揺光【もっとふんわりする事もできたんじゃがな。】
悠「なんで柔らかくしてくれなかったんですかねぇ。」
揺光【甘さばかりではないということじゃな。】
悠「ん、わかんない」
摩耶「痛みに耐えて温かいか、痛くはないけど肌寒いか」
悠「痛みもなくて温かいってのは無いんですかねぇ」
摩耶「多分、来月からかな」
悠「じゃあ、こっちの雑炊を1つ」
摩耶「ですからごめんなさい。雑炊も来月からなんですよ。冬場だけのメニューでしてどうも。」
悠「うーむ、まいったなぁ」
神姫「なんで孤独のグルメ」
悠「孤独のグルメの実写ドラマはとてつもない大成功だとおもう」
摩耶「余計な要素無くして、基本的に飯を食うっていうのに重きを置いてるのが良かったのかな」
悠「ただ深夜にあれ見るのは飯テロでしかないけどな」
揺光【妾は油揚げと酒があればそれでいいがのう。】
亘理『飽きないんですか?』
揺光【……50枚目まではあきんな】
亘理『すいません。どういう計算の50枚ですか』
揺光【一回で食す枚数じゃ】
悠「おかしい」
揺光【こんこんっ】
ゴリゴリッ、ゴリゴリッ
悠「あ、やばいやばい。これ、ヤバい、ニシキヘビに絞められてるとの同じやつだヤバい締め方だ……」
サタン「持ち上げられてるのだ」
摩耶「悠くんを絞ると何が取れるのかな」
悠「血だよ!!」
神姫「おぞましい何かが絞り取れたりして」
千世子「引くのだ」
悠「なんでやねん!あと、ゆっくりと緩めておろしてください!」
揺光【これからがお楽しみじゃぞ?】
悠「どうなるっていうんだ?」
揺光【振り回す】
悠「超怖い」
摩耶「引きちぎられるよりはいいんじゃない?」
神姫「逆さ吊とか」
亘理『逆さづり……仲間!』
悠「バッキャロィー!」
千世子「ロィー?」
揺光【稲荷寿司を用意するなら離してやろう】
悠「結局油揚げかい!」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「肌寒い」
揺光【ほれ】
ぼわふんっ!
悠「わー…」
亘理『悠ちゃんが尻尾に飲み込まれた』
悠「結構しっかりした尻尾で痛い…」
千世子「温かさはどうなのだ?」
悠「いい感じだけど、最初に頭から真下に撫でおりていった尻尾の一撃がホントジンジンしてる」
神姫「真綿の塊でしばかれた感じかしら」
揺光【もっとふんわりする事もできたんじゃがな。】
悠「なんで柔らかくしてくれなかったんですかねぇ。」
揺光【甘さばかりではないということじゃな。】
悠「ん、わかんない」
摩耶「痛みに耐えて温かいか、痛くはないけど肌寒いか」
悠「痛みもなくて温かいってのは無いんですかねぇ」
摩耶「多分、来月からかな」
悠「じゃあ、こっちの雑炊を1つ」
摩耶「ですからごめんなさい。雑炊も来月からなんですよ。冬場だけのメニューでしてどうも。」
悠「うーむ、まいったなぁ」
神姫「なんで孤独のグルメ」
悠「孤独のグルメの実写ドラマはとてつもない大成功だとおもう」
摩耶「余計な要素無くして、基本的に飯を食うっていうのに重きを置いてるのが良かったのかな」
悠「ただ深夜にあれ見るのは飯テロでしかないけどな」
揺光【妾は油揚げと酒があればそれでいいがのう。】
亘理『飽きないんですか?』
揺光【……50枚目まではあきんな】
亘理『すいません。どういう計算の50枚ですか』
揺光【一回で食す枚数じゃ】
悠「おかしい」
揺光【こんこんっ】
ゴリゴリッ、ゴリゴリッ
悠「あ、やばいやばい。これ、ヤバい、ニシキヘビに絞められてるとの同じやつだヤバい締め方だ……」
サタン「持ち上げられてるのだ」
摩耶「悠くんを絞ると何が取れるのかな」
悠「血だよ!!」
神姫「おぞましい何かが絞り取れたりして」
千世子「引くのだ」
悠「なんでやねん!あと、ゆっくりと緩めておろしてください!」
揺光【これからがお楽しみじゃぞ?】
悠「どうなるっていうんだ?」
揺光【振り回す】
悠「超怖い」
摩耶「引きちぎられるよりはいいんじゃない?」
神姫「逆さ吊とか」
亘理『逆さづり……仲間!』
悠「バッキャロィー!」
千世子「ロィー?」
揺光【稲荷寿司を用意するなら離してやろう】
悠「結局油揚げかい!」