ー奇談ー學校へ行こう(2)2
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
千世子「あけましておめでとうございますなのだー!」
サタン「おめでとうなのだー!」
悠「あけおめことよろちくびー」
神姫「……」
悠「……」
神姫「許すのは一度だけよ」
悠「アッハイ」
摩耶「新年早々飛ばしてるねー」
サタン「ところで何がめでたいのだ?」
亘理『えっ?えーと、一年たって新年なんだけど』
サタン「千年とかじゃ無くて一年でめでたいのだ?」
悠「これがジェネレーションギャップ」
神姫「違う」
メフィスト「人間にとって一年は長いのデース」
悠「うぉ、羽織袴」
メフィスト「フフーン、日本のショウガツstyleデース」
神姫「髑髏のステッキさえもってなければね」
悠「落とし玉ください」
メフィスト「アッ、ハ~ン?」
摩耶「こんな露骨な日本語分かりませんのポーズ初めて見た。」
悠「髭むしり取ってやろうか……」
サタン「玉を落とせばいいのだ?」
グォングォン
悠「おい、その真紫で言葉で表現するのは難しいエフェクト出してる玉を害なく霧散させろ。」
ベヒモス「落とし玉ってなにモス?」
神姫「新年を迎えるために贈られる金品のことよ」
ベヒモス「ああ、金を食べるモスね。」
摩耶「ある意味、超豪華なおとし玉だね。金って。」
悠「スキュラは分かるのか?」
スキュラ「はい、そのあたりのことは新年もおとし玉も羽根突きも門松なども分かりますよ」
悠「羽根突きはほぼほぼ見ないけどな」
冥「みなさん、あけましておめでとうございますナ。お雑煮作ってるんでどうぞ食べていってくださいナ。」
悠「ヒャッハー我慢できねぇ!新年一発目の尻尾ー!」
冥「……」
バリッ!
悠「♯」
摩耶「○×できそうな顔になってるよ」
悠「超痛い」
亘理『だろーね』
悠「ブローネ」
摩耶「まだ余裕あるね。」
サタン「象を煮てるのだ?」
千世子「違うのだ。お餅の入ったお味噌汁なのだ。」
サタン「なんで雑煮なのだ?」
神姫「説明してあげてもいいけど……長いわよ」
サタン「いただきまーすなのだ!」
悠「なんか……サタン見てるとホッとするわ」
摩耶「悠くんを見てるとイラッする感じだね。」
悠「んー?」
摩耶「ほとんど冗談だよ」
悠「ほんの少しは本気なんだな」
神姫「半分じゃなくて良かったわね」
悠「うんっ!」
千世子「ビックリするぐらいのいい笑顔なのだ……。」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
千世子「あけましておめでとうございますなのだー!」
サタン「おめでとうなのだー!」
悠「あけおめことよろちくびー」
神姫「……」
悠「……」
神姫「許すのは一度だけよ」
悠「アッハイ」
摩耶「新年早々飛ばしてるねー」
サタン「ところで何がめでたいのだ?」
亘理『えっ?えーと、一年たって新年なんだけど』
サタン「千年とかじゃ無くて一年でめでたいのだ?」
悠「これがジェネレーションギャップ」
神姫「違う」
メフィスト「人間にとって一年は長いのデース」
悠「うぉ、羽織袴」
メフィスト「フフーン、日本のショウガツstyleデース」
神姫「髑髏のステッキさえもってなければね」
悠「落とし玉ください」
メフィスト「アッ、ハ~ン?」
摩耶「こんな露骨な日本語分かりませんのポーズ初めて見た。」
悠「髭むしり取ってやろうか……」
サタン「玉を落とせばいいのだ?」
グォングォン
悠「おい、その真紫で言葉で表現するのは難しいエフェクト出してる玉を害なく霧散させろ。」
ベヒモス「落とし玉ってなにモス?」
神姫「新年を迎えるために贈られる金品のことよ」
ベヒモス「ああ、金を食べるモスね。」
摩耶「ある意味、超豪華なおとし玉だね。金って。」
悠「スキュラは分かるのか?」
スキュラ「はい、そのあたりのことは新年もおとし玉も羽根突きも門松なども分かりますよ」
悠「羽根突きはほぼほぼ見ないけどな」
冥「みなさん、あけましておめでとうございますナ。お雑煮作ってるんでどうぞ食べていってくださいナ。」
悠「ヒャッハー我慢できねぇ!新年一発目の尻尾ー!」
冥「……」
バリッ!
悠「♯」
摩耶「○×できそうな顔になってるよ」
悠「超痛い」
亘理『だろーね』
悠「ブローネ」
摩耶「まだ余裕あるね。」
サタン「象を煮てるのだ?」
千世子「違うのだ。お餅の入ったお味噌汁なのだ。」
サタン「なんで雑煮なのだ?」
神姫「説明してあげてもいいけど……長いわよ」
サタン「いただきまーすなのだ!」
悠「なんか……サタン見てるとホッとするわ」
摩耶「悠くんを見てるとイラッする感じだね。」
悠「んー?」
摩耶「ほとんど冗談だよ」
悠「ほんの少しは本気なんだな」
神姫「半分じゃなくて良かったわね」
悠「うんっ!」
千世子「ビックリするぐらいのいい笑顔なのだ……。」