ー奇談ー學校へ行こう(2)2
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「気分はいつもくるくるりーん。おれでーす。」
恋「むぐぐっ!」
神姫「どうしてもそれを続けるのね」
悠「あきるまでは言い続けるよ」
恋「むぐぐ」
摩耶「ミカン買ってきたんだけど食べる?」
悠「たべりゅー」
恋「むぐー!!」
千世子「あんちんが担いでるのはスルーなのだ?」
摩耶「触れたら負けかなって」
悠「あまりに引きこもってるから連れ出してきた」
神姫「縛って猿ぐつわして?」
悠「気のせいだ」
恋「気のせいであるかっ!!」
サタン「誰なのだ?」
千世子「座敷童の恋ちゃんなのだ」
アクエリアス「座敷童というのは家から出しちゃいかんのではなかったのかのぅ?」
悠「偽物だから平気平気」
恋「誰がニセモノかっ!!」
悠「このミカン、甘いな」
恋「無視をするなっ!!」
亘理『まぁまぁ、落ち着いて』
恋「う、うむ…」
悠「お前はもうちょっと他人とトークしろ。そんなだから家人の奴としか話せなくて引きこもるんだぞ」
恋「引きこもりではないっ!!」
悠「じゃあ、摩耶と五分間トークしてみろ」
恋「五分くらい余裕じゃ。」
摩耶「……」
恋「……きょ、今日は良い天気じゃな」
摩耶「曇ってて風が強かったけど」
恋「…………」
悠「あきらめるなっ!!」
神姫「色々とダメねぇ」
恋「いきなり話せといわれて話せるか!!」
神姫「普通に話せばいいことでしょ…。このミカンどこでかったの?」
摩耶「池袋のリッカちゃんのお店だよ」
神姫「あんまり私は利用しないけど、いつもそこで?」
摩耶「んーん、今日はたまたま通りかかったから。あと、リッカちゃんにごりごり買ってアピールされてね。」
神姫「そのシーンが容易に想像できるわ…」
悠「見てみろ、日常会話ってこんなもんだぞ」
恋「ぐっ、ぐぬぬ」
サタン「まぁ、別に話すことがなかったらしたい話をすればいいのだ」
恋「したい話なんぞない」
千世子「なんか可哀想なのだ」
恋「可哀想じゃない!!」
悠「おれに対してはポンポン暴言吐く癖になぁ」
摩耶「それは悠くんが悪い」
悠「はにゃーん?」
神姫「弾針剄」
チュドンッ!
ぐわっしゃーん!
悠「ぐわぱぁぁぁぁ」
摩耶「あ、窓から落ちた」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「気分はいつもくるくるりーん。おれでーす。」
恋「むぐぐっ!」
神姫「どうしてもそれを続けるのね」
悠「あきるまでは言い続けるよ」
恋「むぐぐ」
摩耶「ミカン買ってきたんだけど食べる?」
悠「たべりゅー」
恋「むぐー!!」
千世子「あんちんが担いでるのはスルーなのだ?」
摩耶「触れたら負けかなって」
悠「あまりに引きこもってるから連れ出してきた」
神姫「縛って猿ぐつわして?」
悠「気のせいだ」
恋「気のせいであるかっ!!」
サタン「誰なのだ?」
千世子「座敷童の恋ちゃんなのだ」
アクエリアス「座敷童というのは家から出しちゃいかんのではなかったのかのぅ?」
悠「偽物だから平気平気」
恋「誰がニセモノかっ!!」
悠「このミカン、甘いな」
恋「無視をするなっ!!」
亘理『まぁまぁ、落ち着いて』
恋「う、うむ…」
悠「お前はもうちょっと他人とトークしろ。そんなだから家人の奴としか話せなくて引きこもるんだぞ」
恋「引きこもりではないっ!!」
悠「じゃあ、摩耶と五分間トークしてみろ」
恋「五分くらい余裕じゃ。」
摩耶「……」
恋「……きょ、今日は良い天気じゃな」
摩耶「曇ってて風が強かったけど」
恋「…………」
悠「あきらめるなっ!!」
神姫「色々とダメねぇ」
恋「いきなり話せといわれて話せるか!!」
神姫「普通に話せばいいことでしょ…。このミカンどこでかったの?」
摩耶「池袋のリッカちゃんのお店だよ」
神姫「あんまり私は利用しないけど、いつもそこで?」
摩耶「んーん、今日はたまたま通りかかったから。あと、リッカちゃんにごりごり買ってアピールされてね。」
神姫「そのシーンが容易に想像できるわ…」
悠「見てみろ、日常会話ってこんなもんだぞ」
恋「ぐっ、ぐぬぬ」
サタン「まぁ、別に話すことがなかったらしたい話をすればいいのだ」
恋「したい話なんぞない」
千世子「なんか可哀想なのだ」
恋「可哀想じゃない!!」
悠「おれに対してはポンポン暴言吐く癖になぁ」
摩耶「それは悠くんが悪い」
悠「はにゃーん?」
神姫「弾針剄」
チュドンッ!
ぐわっしゃーん!
悠「ぐわぱぁぁぁぁ」
摩耶「あ、窓から落ちた」