ー奇談ー學校へ行こう(2)
ー教室ー
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「うーむ…」
千世子「雨がどうかしたのだ?」
ダラー
悠「え?」
亘理『ずっと窓の外見てるし』
ダラー
悠「逆さづりになってるのはいいけど、亘理はともかくぴよこは頭に血がのぼってパーンってなるぞ」
千世子「パーン?!」
悠「頭パーン」
神姫「変なこと言わないの、せいぜい吐き気をもよおすだけでしょ」
千世子「それはそれで嫌なのだ。亘理ちゃん、降ろしてなのだ。」
亘理『はい』
ストッ
サタン「それで何見てたのだ?」
ダラー
悠「なんでどいつもこいつも天井ぶら下がってるんだ……。見てたのは雨だけど、ちょっと嫌なこと思い出してな」
摩耶「ナメクジ軍団に浸食されたとか?」
悠「そんなことになってたら号泣しながら電話して助けを呼んでる。」
摩耶「ああ、ごめん、僕その時用事あるから」
悠「なんでいつ起こるかわからない時にちょうど用事があるんですかねぇー」
スキュラ「果たしてナメクジ軍団に襲われる日が来るまでしょうか」
悠「あいつらは化物だからいつ全世界を侵略しようとするかわからんぞ」
摩耶「悠君にとってナメクジってなんなの?」
悠「テラフォーマーばりの敵」
神姫「いい加減に話しすすめてくれない?」
悠「アッハイ。実はですね、二階のトイレの前の廊下が一か所雨漏りしてるらしくてこれぐらい雨降るとびしょびしょになるんですわ。」
千世子「直さないのだ?」
悠「直すよ。直すよっていうか直すって真桜にいっておいたけど直してないからちょっと困ってる」
千世子「自業自得なのだ」
悠「しかないじゃないかぁ。ここ最近天気悪くて屋根登るの怖かったんだから」
神姫「落ちても平気でしょ」
悠「えー……」
サタン「飛べばいいのだ」
悠「飛べません」
摩耶「デモンか何かをへばりつけとけばいいのに」
悠「……その手があったか」
サタン「この無精者なのだ!」
悠「なんか怒られた」
摩耶「怒ってくれる人が居るうちが華」
悠「怒られてばかりなんですが」
神姫「反省しろ」
悠「( ゚Д゚)アッハイ」
摩耶「あの顔をどう思う?」
千世子「反省の「は」の字も感じないのだ」
サタン「むしろ煽ってるのだ。」
神姫「……」
メキキッ
悠「アイアンクローはらめぇ!」
毎夜行われる、浮き世離れした夜の授業。
今日も取り壊されないまま、時代から取り残された廃校で授業が始まろうとしていた。
悠「うーむ…」
千世子「雨がどうかしたのだ?」
ダラー
悠「え?」
亘理『ずっと窓の外見てるし』
ダラー
悠「逆さづりになってるのはいいけど、亘理はともかくぴよこは頭に血がのぼってパーンってなるぞ」
千世子「パーン?!」
悠「頭パーン」
神姫「変なこと言わないの、せいぜい吐き気をもよおすだけでしょ」
千世子「それはそれで嫌なのだ。亘理ちゃん、降ろしてなのだ。」
亘理『はい』
ストッ
サタン「それで何見てたのだ?」
ダラー
悠「なんでどいつもこいつも天井ぶら下がってるんだ……。見てたのは雨だけど、ちょっと嫌なこと思い出してな」
摩耶「ナメクジ軍団に浸食されたとか?」
悠「そんなことになってたら号泣しながら電話して助けを呼んでる。」
摩耶「ああ、ごめん、僕その時用事あるから」
悠「なんでいつ起こるかわからない時にちょうど用事があるんですかねぇー」
スキュラ「果たしてナメクジ軍団に襲われる日が来るまでしょうか」
悠「あいつらは化物だからいつ全世界を侵略しようとするかわからんぞ」
摩耶「悠君にとってナメクジってなんなの?」
悠「テラフォーマーばりの敵」
神姫「いい加減に話しすすめてくれない?」
悠「アッハイ。実はですね、二階のトイレの前の廊下が一か所雨漏りしてるらしくてこれぐらい雨降るとびしょびしょになるんですわ。」
千世子「直さないのだ?」
悠「直すよ。直すよっていうか直すって真桜にいっておいたけど直してないからちょっと困ってる」
千世子「自業自得なのだ」
悠「しかないじゃないかぁ。ここ最近天気悪くて屋根登るの怖かったんだから」
神姫「落ちても平気でしょ」
悠「えー……」
サタン「飛べばいいのだ」
悠「飛べません」
摩耶「デモンか何かをへばりつけとけばいいのに」
悠「……その手があったか」
サタン「この無精者なのだ!」
悠「なんか怒られた」
摩耶「怒ってくれる人が居るうちが華」
悠「怒られてばかりなんですが」
神姫「反省しろ」
悠「( ゚Д゚)アッハイ」
摩耶「あの顔をどう思う?」
千世子「反省の「は」の字も感じないのだ」
サタン「むしろ煽ってるのだ。」
神姫「……」
メキキッ
悠「アイアンクローはらめぇ!」