ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(10/4/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジ…!」
貞子たん『お~!』

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはゆうと六花と鈴猫さんよ」

悠(女)「天網恢恢疎にして漏らさずのあーしだ」

六花「愉快痛快のあたしでーす。」

鈴猫「蒼天爽快の私です」

優希「天網恢恢ってどういう意味だ?」

悠(女)「天の張る網 は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行 えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるって意味だ」

優希「あぁ、自分のことか」

悠(女)「ごめん、ちょっと意味分かんない」

優希「分かれよ」

悠(女)「興味ないね」

優希「天罰うけろっ!」

悠(女)「罰を受けるほどの悪事は働いたことなくもない」

鈴猫「どっち?!」

悠(女)「細かいことはいいんだよ」

六花「あたしみたいに正々堂々と生きたらいいのに」

悠(女)「酔っ払い相手に二、三割料金ましてメロン売ってる女のどこが正々堂々だだだだっ!」

鈴猫「なんで今連打したの?」

六花「深夜料金だし」

悠(女)「サービス料みたいな感じにしたら許されるもんじゃねーかんな」

六花「じゃあ、罪滅ぼし代」

悠(女)「夜遊びしてごめんねー、メロンで機嫌直してちょ」

鈴猫「でも、よくよく考えたら遊んだうえにさらにお金使ってるんだよね」

悠(女)「酔っ払いだしな」

六花「まったくいい金づるもといお客さんだよねー」

悠(女)「この女、なかなかの悪女だぞ」

六花「違う違う。素直なだけ」

稲葉「確かに騙すつもりでつく嘘よりも、嘘じゃない一心での言葉のほうが効くのよね」

悠(女)「そもそも店側がその値段で確定したら嘘ではなくなるんだよな。」

稲葉「定価の何割増しにして売りつける時点で嘘って言うか詐欺ではあるんだけどね」

鈴猫「嘘の話題でここまで盛り上がってる……」

悠(女)「稲葉は典型的な嘘つきだからな」

稲葉「あら、悠に言われるとは思わなかったわ」

悠(女)「ふひひ」

稲葉「クスクス」

六花「悪の華ってこういうのをいうのかなー」

鈴猫「違うと思う」

稲葉「ところで……ラスト10なのよね」

悠(女)「なにが」

稲葉「ラジオが1000回(Max)まで」

鈴猫「さらっといったね……」

稲葉「嘘じゃないことって……とくに大げさにしなくてもいいでしょ?」

鈴猫「それは内容によらないかな!?」

悠(女)「内容が大きいほどさらっといった方が反応も大きいだろ」

六花「ただの性質が悪い行為だよねー」

悠(女)「稲葉「は」な」

六花「ゆうも同じ穴のキジムナー……?」

悠(女)「誰が沖縄の毛むくじゃら妖怪だ」

鈴猫「狢」

六花「同じ穴のむじなー……ってなに?」

悠(女)「アナグマだ。地方によってはタヌキやハクビシンの事だったりもする」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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