ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(9/16/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジ…!」
貞子たん『お~!』

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストはゆうと神姫さんよ」

悠(女)「ロマサガ3の戦闘曲は神曲だと思うあーしだ」

神姫「神曲、神ゲー、神技……神神いいすぎだと思う私よ」

優希「確かに最上をあらわす単語として神って使いますからね」

悠(女)「神姫は常時最上だな」

神姫「嫌味のつもり?」

悠(女)「滅相もない?!」

神姫「いまならタイガードライヴで許してあげるわよ?」

悠(女)「九頭竜がタイガーとはこれいかに……」

神姫「竜虎相搏つっていうじゃない」

悠(女)「こりゃーいっぽんとられたじぇい!」

神姫「ちょっと額だしなさい」

悠(女)「やだよ!何する気だよ!」

神姫「額にやることなんて決まってるでしょ」

優希「デコピン?」

神姫「眼つぶし」

悠(女)「額関係ない?!」

神姫「顔を前に突き出してくるからやりやすいでしょ」

悠(女)「額より取り返しがつかないことになるだろ!神姫の爪は刃物なんだから!」

神姫「失礼ね」

悠(女)「失礼ってあーた……現にあーしの半身の額裂いただろ」

神姫「偶然よ」

悠(女)「偶然で裂けてたまりますかいな!」

優希「珍しく正論だ」

悠(女)「珍しいは余計じゃい!」

神姫「じゃあ頬でもいいわよ」

悠(女)「……うわぁ」

優希「なんだよ」

悠(女)「頬がぱっくり割れて傷口からジワーッと血が流れ落ちるところ想像したら痛くなってきた」

優希「やめろ」

貞子たん『ひぃぃ……』

神姫「なんで、そこの幽霊が怖がってるのよ」

悠(女)「貞子たんはビビりなんだよ」

貞子たん『すぷらったとかダメ……』

神姫「あなた……悪霊よね?」

悠(女)「「元」な」

貞子たん『元じゃないもん……』

神姫「じゃあ、貞子と子貞子で大暴れするの?呪いの動画で皆殺しにするの?」

貞子たん『……』

悠(女)「そんな助けてみたいな目であーしをみるな……まだ悪霊なんだろ」

神姫「違うっぽいわね」

貞子たん『しくしく……』

悠(女)「幽霊を泣かすなよ」

優希「アンタもたまに泣かすだろ」

神姫「……」

悠(女)「なんかいいたそうだな」

神姫「ちょっと耳貸しなさい」

悠(女)「ちゃんと返せよ」

神姫「(幽霊の定義がなんなのか知らないけど、肉体が滅んで後も残る魂なり思念だったりするなら、ただの不完全で中途半端な人間の残りカスっていったら泣くかしら)」

悠(女)「あー、いうな。きっと泣くどころじゃい~」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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