ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(8/2/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジ…!」
貞子たん『お~!』

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と寅くんよ」

悠「おれのダーンのおれだ」

寅「常住戦陣の俺だ。」

優希「ダーンって、なんだよ、ダーンって撃たれてんのか」

悠「ダーンダンダンダンダーン」

寅「ゴジラか?」

悠「松井?」

寅「……」

ちッ!
悠「……今かすったよ?」

寅「避けなきゃあてれたのに」

悠「怖っ……もうすこし、手の出す速さを緩めなさいよ」

寅「先手必勝だ」

悠「そっちが手を出さなきゃ争いを産まれてなかったと思いますです」

寅「お前が喋ってる時点でそれは間のがれない。絶対に」

悠「それだとまるでおれが原因で怒ってるみたいじゃないか」

優希「そういってるんだと思う」

悠「ひゃひゅひょ。」

優希「今の笑い声か?!」

悠「いやぁ、優希ちゃんは冗談が上手だな」

優希「冗談も洒落もいってない件」

寅「これだけでイラっとする」

悠「暑さのせいだろ」

寅「なんでも暑さのせいにしてんじゃねぇぞ!!」

悠「イヤだ!!」

寅「なら、暑さを感じなくしてやるよ」

悠「それ息の根が止まってません?」

寅「よく分かってるじゃねぇか」

悠「分かりたくなかった。なので、その意見は却下します」

寅「そういえば眠利が辻斬りしたとかいう瓦版がでまわってたな」

悠「今その話し?」

寅「辻斬りじゃなくて、闇討ちってのも悪くないと思わないか」

悠「思わないし。どういう話しの流れだ?」

優希「悠を闇討ちするって話しの流れじゃないか?」

悠「……もうすこし明るい話をしよう」

寅「話題を変えるのは構わないが、お前を殴るのは決定事項だからな」

悠「なんで!!」

寅「決まったことだ」

悠「わけがわからないよ」

寅「お前が生きてることがか?」

悠「すげぇな、ここまでノンストップでおれを敵視している。なに、そんなにおれが好きなのか?」

寅「……」

悠「『それ以上、変なこといったらブチ殺すぞ』って目で見られてるけどきっと気のせいだよな」

寅「ブチ殺すぞこの野郎」

優希「気のせいじゃなく、確定したみたいだけど」

悠「ままならないもんだなぁ。人生ってやつは」

寅「お前の場合は無意識に人をイラつかせて敵を作ってるせいだろ」

悠「そんなことはつま先ほどもないんだけどにゃあ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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