ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡10

ー稲葉の部屋(隣)(7/8/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジ…!」
貞子たん『お~!』

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と紅君よ」

悠「嘘もつくし逃げも隠れもするが約束は破らないおれだ。」

紅「ホームランでなくとも当てれば折れる。俺だ」

優希「ホームランと折れるの関係がちょっと……」

紅「フルスイングでぶち当てなくても、そこそこの勢いつけて振ったら骨は折れるって意味」

悠「乱暴な人」

紅「悠の事だな」

悠「おれほど人畜無害で平和主義なのはいないって前から言ってるだろ」

優希「嘘つき野郎が」

悠「はい、そうですけどなにか?」

優希「マジウゼェ」

悠「おかしいなただ聞かれたから……正直に答えただけなのに」

紅「そういう日もあるって」

悠「不思議と罵声を聞かない日がないんだが……?」

紅「そういう運命なんじゃないか?」

悠「運命と書いてディステニー!」

紅「知ってる」

悠「運命とかいてさだめ」

紅「それはないだろ。だって、さだめって「定め」だろ?」

悠「そういう風にあて読みを粉砕すんな」

紅「ダメなのか」

悠「ダメです。」

紅「難しいな……」

悠「お前だって暴走族で無理矢理なんか漢字集めてチーム名なのってるのとか知ってるだろ。あれと同じだよ」

紅「キラキラネームってやつか」

悠「……なんでだろう。当たらずとも遠からずな気がする」

紅「だとしたら……俺のもキラキラネームになるのか?」

悠「くれないはあだ名だろ」

紅「あっそっか」

悠「それに紅はまだセーフだろ。紅と書いてスカーレットって読むんだったらまだしも」

紅「長くなってね?」

悠「お前がさっきから気にするポイントがよーわからん」

紅「だって元の漢字数より読み量がおかしいじゃん」

悠「そんなん言いだしたら「轟」は「とどろき」だぞ?一文字で四文字」

紅「悠はなにをいってるんだ?」

悠「あれー?なんかムカついて来たぞ」

紅「どした?」

悠「いや、ひっさびさに話しが通じない会話になってるから」

紅「まぁ、普段から何いってるか分かんないもんな悠って」

悠「あれれ?結局おれが悪い系デスカ?んん?」

紅「根本をたどると悠が原因ってこと多いだろ?」

悠「それは……多いけど今回はおれじゃないと思いたい」

紅「でもなんの話ししてたっけ?」

悠「おれが実はカサドラ(鬼の哭く街)で育ったて話しだろ」

優希「真顔で嘘つくなって話しだよ。どこの世紀末世界だ」

紅「カサドラってどこだ?」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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