ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(7/6/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠……よ」

悠「深夜にダムを見に行ったり、パワースポットに行き出したらそこそこの末期な気がするおれだ」

貞子たん『うしろのしょーめんだぁーれ……』

悠「おっ?!」

ガスッ!
貞子たん『きゃんっ……!』

悠「あ、すまん」

優希「今、おもいっきり肘叩きこんだよな」

悠「事故だ事故。いきなり後ろに現れるから悪い」

稲葉「むしろ突っ込むべきところは本日やっと復帰を果たした貞子たんが一瞬で再起不能(リタイア)したことかしら」

貞子たん『まだ……終わって……ないっ!』

悠「少年漫画の熱血主人公みたいなセリフと共だが、床に這いつくばってる」

貞子たん『わたしの……戦闘態勢……』

悠「あぁ、確かにテレビからも這出てくるしな」

貞子たん『わたしの時季到来……』

優希「夏……ってことだな」

悠「でも、おれの中で若干ホラーは冬な気分なんだよな」

優希「ホラーは夏じゃないのか?」

悠「あるゲームメーカーさんはいいました「冬は夜が長いんですよ」っと」

優希「なるほど、それは言い得てるな」

貞子たん『もっとわたしに関心持って……超久々なのに……』

悠「とりあえず、椅子に掛けろよ」

貞子たん「うい……」

優希「しかし、いつの間に?」

稲葉「昨日電話で「出るー?」って聞いたら「出るー……」っていったから来てもらったの」

優希「軽い!そしてめっちゃ自由にしてる?」

貞子たん『わりとのびのびしてるー……』

悠「どこで?」

貞子たん『きになるー……?』

悠「次は喉を突いてみるか?」

貞子たん『幽霊虐待反対……』

悠「そういえばなんで貞子たんは見えるし触れれるんだろうか……?」

優希「なんだ、その今さらな疑問」

悠「いや、なんとなく。」

貞子たん『あのー、久々の登場……』

悠「そうだな」

貞子たん『もっと構って……』

悠「デコピン、スリーパーフォールド、ダブルアームロック、卍固め、コブラツイスト、真芯正拳突き、龍剄気孔弾針剄、超ヘッドソバット……」

優希「デコピンが優しく聞こえる不思議……。っていうか、構っての意味がまるでおかしい。」

悠「そうか?おれなんて膝枕頼んだら。リアルに膝で枕されたぞ」

優希「嫌われてるんだよ」

悠「……てやてや、違うって。うん、違うよ」

優希「一瞬顔引きつったぞ」

貞子たん『わたし、空気になってる……?』

稲葉「大丈夫いつもどおりの不気味さがにじみ出てるわよ」

貞子たん『ほっ……』

優希「いや、ホッとするところなのか?今の」

悠「貞子たんのアイデンティティティーだろ」

優希「ティが多い!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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