ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(7/5/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と寅君よ」

悠「金属バットとガラス製の灰皿だと痛みはバット、精神的に来るのは灰皿のおれだ。」

寅「手品じみた真似する奴らがうっとおしい俺だ。」

優希「どちらも人を殴るものではないんだけどな」

悠「みんな平然とおれにぶち込んでくるけど」

寅「致命傷狙ってるってことだろ」

悠「なぁーんだそっかー……どういうことじゃゴラァ」

寅「近い邪魔、ウザい、死ね」

悠「おお、罵声の三連殺。しかし、別に気にならない」

寅「その無駄なアイアンハートブチ壊れねぇかな」

悠「勘違いすんなよ。ぐしゃぐしゃに壊れ切ったからそれほどダメージ受けないだけだ」

寅「鬱か」

悠「鬱になるような精神のやつは惰弱。ここまで壊れ切ってこその天元突破だ。」

優希「何一つ前向きなこといってない」

悠「そうかな?」

寅「殴るぞ」

悠「確定系はやめてよ」

寅「分かった」

悠「あら、素直」

寅「蹴る」

悠「悪化した?!」

寅「選び直した結果が良いものになるとは限らないだろ」

悠「いや、殴られるにしても蹴られるにしても選んだわけじゃないし」

寅「ごちゃごちゃうるせぇんだよ」

悠「えぇ?!」

優希「痛い目あったても罰(ばち)は当たらないだろ」

悠「痛い目あってる時点で罰(ばち)っか罰(ばつ)だろ」

寅「存在そのものが罪」

悠「それはおれじゃなくてミハイルだ」

優希「あぁ、それは納得」

悠「あれは動く公害だからな」

寅「お前も動く災害だろ」

悠「幸せを呼ぶケサランパサランの間違いだろ」

寅「黙れよボツリヌス菌」

悠「誰が四肢の麻痺を引き起こして、重篤な場合は呼吸筋を麻痺させ死に至らせる菌だ。お腹に優しいビフィズス菌だ」

寅「淋病野郎」

悠「お前、それはいったらいかんだろ。一切その手の病気は患ってないがいっちゃいかんだろマジで」

寅「ムキになるところが怪しいな」

悠「おい、さすがにおれでも怒る部分があるぞ。特に下関係のことはな」

優希「そこに対してはどれだけ本気になってるんだよ」

悠「大事なことだろ」

寅「下半身でしか物事を考えられないからか」

悠「今日はやけに絡むんだな。おれのことが好きなのか?」

寅「シッ!」

ゴッ!
悠「ぎゃっ!!」

優希「ナイス!」

悠「何がナイスじゃ!!」

寅「今のはかなり気持ち悪かった。」

悠「イヤよイヤよも好きの内」

寅「もう五発くらいいっとくか?」

悠「それはもう暴行です」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
99/100ページ
スキ