ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡

ー稲葉の部屋(仮)ー

稲葉「毎回お馴染み。古川稲葉と…」

禅「烏哭禅の…」

稲葉・禅「「電脳ラジオ!」」

稲葉「さて、連続となりますが…まずは、参加していただいた皆様及びお聞きになられた皆様百話お疲れさまでした。」

禅「おつかれ…さま…でした。」

悠「ふー…さすがによく喋った…百話はやっぱり多いな。」

稲葉「そうね。色んな話が出たけど…総括してなにか一言お願いできない?」

悠「そうだな…体験談、怪談、奇談、都市伝説っと色々あるがそれは事実でも創作でも真相を知らない事が大事なんだと思う。あやふやであるから怖く、事実であるから恐い。また、あやふやで事実も無いから安心出切ることもある。ただ…一番怖いのは結局、そーゆー話を体験し創造し語り続ける人間だって事だ。」

稲葉「悠が真面目に締めると気持ち悪いわね。」

悠「人に締めろと言っといてやったら気持ち悪い扱いかよ。」

禅「はは…まぁまぁ…明日から…は…また…通常…ラジオに…戻りますね」

稲葉「そうね。たっぷりとハガキが貯まってるし。悠よろしくね。」

悠「終わったばかりでも、すぐに次の仕事かよ…」

稲葉「忙しいのは良いことよ?」

悠「時と場合による。休息も必要だ」

禅「悠…さん…なら…48時間…働け…ますよ」

悠「誉めてるのか?」

禅「もち…ろん。憧れ…ますよ。」

悠「悪くは無いが喋りぱなしは疲れるよ…」

禅「俺も…ですよ…そろそろ…合成音声ソフト…でも…作ろうかと…思ってます」

稲葉「あら…それはちょっと面白そうね。」

悠「その辺の話は二人でしてくれ。」

稲葉「ちなみにまだ時間があるんだけど?」

悠「俺にどーしろと…。天下五剣の話でもしようか?」

稲葉「それも良いけど…梔お姉様が泣かないかしら?」

悠「う…確かに。」

稲葉「まぁ…じゃあ梔お姉様の話をしてくれない?例えば…得意な武器とか」

悠「あの人に不得意な得物なんか無いな。刀剣、ナイフ、長柄、打撃、投射、特殊…万能人間兵器だ。ただ本人が合わない物は使わないけど」

稲葉「例えば?」

悠「やがらもがらとか鉞なんかは使わないな。」

稲葉「やがらもがら?」

悠「袖がらみってのが正式名称で木の棒の先端に金属製の鉤爪がついてる長柄の武器だ。先端の鉤爪は特に様式があるわけじゃないが、上下方向に鉤爪の先端が6~8本向いた物なんかもある。まぁ、ドデカイ刺つき棍棒って感じだな。」

禅「狼牙棍…ですか?」

悠「狼牙棍は完全に武器だけどやがらもがらは攻撃を前提にしたもんじゃなく、服や身につけたものに引っ掻けて引きずり倒したりするのが目的だ。後は水に落ちた者の救助や逆に落とし込んだりな。」

稲葉「さすがね悠…。」

悠「ふふ。まぁな。」

稲葉「ぴったり放送終了じかんだわ。」

悠「そっちかよ!」
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