ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(6/23/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と紅君よ」

悠「いまが最悪の状態と言える間は、まだ最悪の状態ではない。のおれだ」

紅「安心、それが人間の最も身近にいる敵である。の俺だ」

優希「それってなんだったっけ?」

悠「かの有名なシェークスピアだ」

紅「全然知らない」

悠「いや、なんか一個くらいは知ってるだろ」

紅「知ってるものなのか?」

悠「ブルータスお前もか……とか」

紅「おー、知ってるわ。それってシェークスピアだったんだな」

悠「そうだよ。血だまりスケッチじゃないんだぞ」

紅「なんだその殺人現場の遺留品みたいなの」

優希「ひだまりスケッチだろ」

悠「一番可愛いのは梅てんてーでオッケー?」

優希「知らんわい」

紅「誰だよ」

悠「まぁ、気にするな」

優希「そこは説明しないのか」

紅「わかった」

優希「こっちはこっちで納得したし」

悠「細かいこと気にしてたら溶けるぞ」

優希「なにが?!なにが溶ける」

悠「……内臓とか」

優希「腐った死体か」

紅「腐臭が酷そうだな。細かいこと気にするってこえぇ」

悠「だろ」

優希「いや、腐らないって。腐ってるのは悠の心だけで」

悠「腹黒とかウソツキは言われたことあるけど心が腐ってるって初めてだ」

紅「俺はそんなことないと思うぞ」

悠「紅……」

紅「壊れてるだけだよな」

悠「クレイジーハート!!」

優希「色々と壊れてるのは正解だな」

悠「けきゃけきゃけきゃ」

優希「なんだその笑い方…」

悠「んんっ、喉に蛙が……」

紅「食生活が心配になるな」

悠「蛙くったことあるか?」

紅「ないはずだな」

悠「蛙って言われなくて、ちゃんと料理されてたら食えるぞ普通に」

紅「別に食べたくはないな」

悠「虫料理とかは?」

紅「さらに食いたくないな」

悠「どっかは忘れたけど、最近は高級料亭で虫料理のフルコースを取り扱っているらしいんだけどな」

紅「いくらくらいなんだ?」

悠「さぁ、一万オーバーくらいじゃね?」

紅「高っ……一万出して虫食いたくないだろ」

悠「食いたくないなぁ」

優希「なんなんだ……」

悠「いや、そういう料理があるって話し、これからは虫が主食になってくるらしいし」

紅「悪食だな…。」

悠「でも、ほらコチニールだって虫だろ」

優希「コチニール色素か…。」

紅「あぁ、それはしってる虫の汁っていう都市伝説だろ」

悠「いや、あれは都市伝説じゃないぞ。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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