ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(6/22/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともきくんよ」

悠「魂が軋んでるおれだ」

ともき「平穏が大好きな俺です」

優希「背骨でもズレてるんじゃないか?」

悠「おれの魂って背骨に左右されるの?!」

ともき「というか、心が……」

悠「歪んでるってか?んん?」

ともき「自分でいってるじゃん」

悠「むっ、なんという巧みな誘導尋問」

ともき「とくに誘導もしてないよ」

悠「じゃあ……テンプテーション?」

ともき「誘惑はもっとしてない」

悠「まぁ、どっちかというとともきはおれにメロメロだしな」

ともき「言動にゲロゲロだよ」

悠「つわり?」

ともき「身ごもってねぇ!!」

悠「いや、もしかしたら……あの時のが」

ともき「お前に卵を生みつけられた覚えはねぇってんだろ!」

悠「誰が卵生だ。オタマジャクシなら出るけど」

ともき「口閉じてろ」

悠「ラジオでしゃべるなとはコレいかに」

ともき「話題が悪い」

悠「……もっとエロいのが良いと?」

ともき「外走って無駄な性欲を汗といっしょに流し落として来い」

悠「でも、疲れたら……余計むらむらしないか?疲れマ」

ともき「一回医者いけホント」

悠「産婦人科?大丈夫、認知するから」

ともき「……」

ゴッ!
悠「ガラスの灰皿って凶器だからね?叩いちゃダメ……。」

ともき「なんで痛がらない」

悠「いや、痛いよ。全力で顔に出ないようにしてるだけ……ほら、背中とか半端なく汗かいてる」

優希「そこまで我慢して余計な事いいたいのか」

悠「余計なこと?いいや、大事なことだ」

ともき「下ネタがか?」

悠「夏は下ネタの季節だろ」

ともき「そんな季語聞いたことが無い」

悠「スク水はジャスティスとか」

ともき「季語じゃねーだろ!」

悠「まぁ、これは格言だが」

ともき「格言でもない」

悠「夏の解放感にブラもチラリとか」

ともき「それは夏っていってるよな。季語っていうなら夏って言葉だよな?」

悠「……季語?」

ともき「こいつマジでムカついてぞ」

悠「あとで舌ねじ込んでやるから許せよ」

ともき「噛み千切ってやる」

悠「流石に今のはゾッとした」

優希「じゃあ、やめるんだな」

悠「は?やるに決まってんじゃん」

優希「ご愁傷様です……。」

ともき「誰か助けてくれ……。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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