ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(6/20/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と摩耶君と金剛さんよ」

悠「腹筋loveのおれだ」

べしべし!

摩耶「二の腕の遅筋loveの僕だよ」

ぎゅっ~!

金剛「……そこそこ強い力で叩かれつつ抓られてる俺だ」

優希「暑くない?」

悠「こういう暑さは……いいぞっ。」

優希「……」

悠「この筋肉の流動!はぁはぁ……ふ、ふつくしぃ~~!」

優希「…………」

悠「あれ、なんか引いてる?」

金剛「俺も引いてるよ」

悠「なんでだよ。こんなに愛でてるのに」

さすさすさすさす……
金剛「腹を高速でさするなッ!摩擦で熱い!」

摩耶「マッサージです」

金剛「違うだろ!?」

悠「もー、お客さんダメネ。ウチそういうオミセチガウヨ」

金剛「急にカタコトになんな」

優希「普段どんな店いってるか丸わかりだな」

悠「失礼な!おれみたいな純情ボーイがそんなお店いくわけ無いだろ」

優希「一回「純情」って文字の意味を辞書で調べて何千回と音読しながら書き取れ」

摩耶「全身に書くのもいいかもね」

悠「耳持ってかれないようにしないと」

優希「耳なしほういちかっ!」

摩耶「大丈夫、すぐにまた生えてくるよ」

金剛「耳って千切れても生えるのか」

悠「生えねぇよ!!」

金剛「だ、だよな」

摩耶「耳たぶは生えるよ」

悠「生えるっていうか「くっつく」だけどな」

優希「くっつくって」

悠「鋏とかでちょっと切られても耳たぶは治るんだよ。ほら、おれの耳なんて風太郎に少し撃ち抜かれたけどちゃんと治ってる」

摩耶「ピアスの穴だって放置しっぱなしだと塞がっちゃうし、人間の回復力ってほんと偉大だよね」

悠「ピアスって言えば知り合いがピアス穴開けて小さな玉の着いたピアスを着けたまま寝て朝起きたら耳たぶの中に玉がめり込んだらしい」

金剛「うわぁ、そいつは想像したくないな」

悠「でも、そのままにしとくわけにはいかないし、ひっこ抜くか押しだすかで悩んだらしい。」

摩耶「っで、結局?」

悠「押しだしたって、なんかうにゅんってしたらしいぞ」

金剛「なんか分からんが嫌だな」

悠「だろ?もうその話し聞いてピアスなんか絶対入れないと心に誓ったもん」

優希「いやいや、今さらピアスにビビらなくても」

悠「誰だって苦手な事はある。金剛何か今でも注射が怖いんだぞ」

金剛「……」

優希「悠だってだろ」

悠「おれは「採血」が嫌いなの。金剛は注射全般」

優希「……そうなんですか?」

金剛「俺は体質的に血管が浮かびにくいんだ。それで昔からデカイ注射で打たれてな……どーも苦手なんだ。予防接種なんて俺だけ別針だったしな」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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