ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(6/3/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と窈さんよ」

悠「蟹みそ!のおれだ。」

窈「海老みそ!の俺です。」

優希「流行ってんのソレ?」

悠「あー……蟹喰いたい」

優希「第一声ソレかよ」

悠「死ぬ前に食いたい食べ物が蟹だからな」

優希「ソウルフードでも何でもないな」

悠「じゃあ、女体盛りの盛り抜きで」

優希「女体だなただの」

窈「おっさん臭いなぁ」

悠「……幼女盛り」

窈「ふふっふふん」

悠「お前、気持ち悪いな」

窈「どうしてそういう事をいうかな……」

悠「ありのままを言い切った」

窈「悠は少し物事をオブラートに包んで喋ろう」

悠「バカだからそんな真似できないんだよ。ごめんなぁ」

窈「なんて腹立つ顔だ……」

優希「……よく似た顔なんですけどね」

窈「そうなんだけどね……。」

悠「いやいや、似てない似てない」

窈「今さらそこを否定するのは止めようよ」

悠「……」

窈「わぁ、イヤそうな顔」

悠「根が素直だからついつい表情に出てしまって」

窈「そろそろ怒ってもいいよな」

優希「大分前から怒っていいと思いますよ」

悠「怒られる理由が分からない」

窈「この野郎」

悠「わひゃひゃひゃ」

窈「はぁーー……」

優希「殴ってもいいんですよ」

悠「なんでやねん」

窈「やめとくよ。」

優希「いや、ホントむしろ殴ってください。あの野郎を」

悠「ちょっと待とうか。なんか言ってることがおかしくなってきてるぞ優希ちん」

窈「悠、少し恨みを買いすぎてない?」

悠「そんなことはない。皆から愛されてるマスコット的な存在だぞおれは」

優希「うっとうしさと図々しさがミハイル殿下に似てきてるぞ」

悠「うっわ……それはマジでいやだわ。反省する」

優希「そこと比較されるのは嫌なんだ……」

悠「何が悲しくてブルドーザーで引かれた肉まんと一緒にされなくちゃならん」

窈「いいたい放題だね。俺に対してもだけど……」

悠「当然だろ」

窈「なんでやねん……。もっと、それなりな対応があるでしょ。一応、君の兄貴だよ」

悠「やーめーろーよー。勝手に親戚から兄にランクアップするなよ。訴えるぞ」

窈「そこまで拒否られたら俺だって泣くよ」

悠「血族で歳上の男となるとどうしても若干拒絶反応が出るんだよ……。」

窈「一回、心の病院行った方が良いよソレ?!」

悠「はん、病院がこいっ!!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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