ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(6/2/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と神姫さんよ」

悠「鳥肉!のおれだ。」

神姫「ミンチにしようと思う私よ。」

優希「……二人でツミレでも作るんですか?」

悠「鍋喰いたいな鍋」

神姫「この蒸し暑い中よくそんなものが食べたくなるわね」

悠「暑くてもカレーは食うだろ。それと同じだよ」

優希「別問題じゃね?」

悠「じゃあ、夏によく食べる料理ってなんだ?」

優希「素麺とか、ざるうどん、そば?」

神姫「サラダと冷製パスタ」

悠「ギョーザとラーメンとチャーハン」

神姫「暑苦しい」

悠「夏だから汗かかないと」

神姫「ニンニクが匂いそう」

悠「スタミナ、スタミナ」

神姫「うざい」

悠「それは僕に対する文句ですよね。」

神姫「もっと涼しげなものを食べなさいよ」

悠「……鮭トバ」

神姫「ツマミでしょソレは」

悠「冷麺と冷しゃぶはダメだろ……となると」

優希「なんで今のが駄目になった?!」

悠「王道すぎる」

神姫「耳の穴からチゲ鍋の汁流し込んであげようか?」

悠「熱いとか痛いとかじゃなくタダタダ拷問だろソレ」

神姫「……熱したアルコールとか?」

悠「よっぽどおれのことが嫌いらしいな」

神姫「普通」

悠「その回答が一番きついんだけどな。いっそ嫌われてた方が楽的な」

神姫「嫌われたいの?」

悠「そうはいってねぇ?!」

優希「しかし……いいコンビにも見えますけどね」

神姫「従僕って意味で?」

悠「それはコンビというカテゴリーに含まれません」

神姫「盾」

悠「ついに人扱いもされなくなりましたよ」

優希「ははっ。」

悠「笑ったな」

優希「いや、笑ってない」

悠「そうか、それは疑って悪かった」

神姫「バカね」

悠「今に始まったことじゃない」

神姫「知ってる。」

悠「なぁ、そろそろ泣いてもいいかな」

神姫「泣いて許されるのは赤ン坊までよ。そもそも泣いたら何でも許されると思ってる子供って一回絞めあげたいわよね。本気で」

優希「えぇ……。」

悠「言わんとしてることは分かる」

神姫「悠は子供に甘いからそういうセリフ吐く資格はないわよ」

悠「なんか、おれも説教されてる?」

神姫「説教して考えなおせる人間にならするけど……悠にした所でなにも変わらないでしょ。」

悠「今日は一段と辛らつだな、をい。」

神姫「そう?私は上機嫌だけど」

悠「それって、おれでストレス解消してない?」

神姫「まぁ、無くはないけど……別にそれを狙ってはないわよ」

悠「相変わらずのnaturalsadist…」

神姫「なに?」

悠「いえ、なんでもございません」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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