ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9
ー稲葉の部屋(隣)(5/29/夕)ー
稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
優希「千歳優希&…」
紅菜「紅菜の…」
稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」
稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と崇さんよ」
悠「ロケラン一発が効かない敵は大嫌いなおれだ。」
崇「ホラー映画はそこそこ好きな俺だ。」
優希「ホラー映画好きなんですか」
崇「任侠ものやアクションは別に映画で無くともリアルで見えるからな」
優希「あぁ……なるほど、納得です」
悠「ちなみに崇、お前はゾンビに囲まれたらどうする?」
崇「それがよく分からん」
悠「なにが?」
崇「別に囲まれても通ればいいだろ」
優希「どこを?」
崇「奴らの頭の上だ。」
悠「うーわー……踏み飛んでいく気か」
崇「無数にいるならちょうど良い道になるし、首を踏み折っていけば数も少しは減る」
優希「予想外の逃走経路がでたな」
悠「崇にしか出来ない荒技もいいとこだけどな」
崇「本郷と、あと少なくとも六花は可能なはずだ」
悠「他の家臣はどうするんだよ」
崇「生き残れる奴は決まっている。そんな状況で誰も彼も守り切れて生き残れると思うか?」
悠「無理だろうな。おれもバイオハザード発生して自宅からシュミレートしたけど一人二人しか生き残れない結果になった。」
崇「くくっ、お前のSPは青臭そうだしな。自己犠牲で死ぬタイプだ」
悠「頭悪くないんだけど変なところで硬いからな……っか、お前の右腕こそお前庇って死にそうだろ」
崇「俺の専用の盾だからな」
優希「それはいくらなんでもあんまりなんじゃ……」
悠「優希ちん、ドアのところ見てみ」
優希「え?」
本郷「……」
優希「めっちゃサムズアップサインしてる」
悠「崇が命令したら体に爆薬巻きつけて喜んで突貫するぞアイツ……」
崇「ふん、そんな無駄な事にはしない。使えるものは手元に置いて働かしてこそ意味があるんだからな」
悠「わかったか、優希ちん。王っていう人種はなるべくしてなるし、生き残るべくして生き残るんだ。コイツみたいなのは銃器とか持ってなくても死人の群れのなかを平然と闊歩するぞ」
優希「はは……パネェ」
崇「ただ、ラスタで籠城は出来ないのが難点だな」
悠「地下なうえに出入口ひとつだしな。ヘリポートがあるようなビルが良いわな。ハンターやリッカーとかだとよじ登ってくる可能性があるから安心は出来ないだろうけど」
崇「避難していくとしたらお前のところのビルがちょうどいい位置だな」
悠「おれのビルじゃねーつーの。」
稲葉「けど、あそこならヘリポートもあるし立て籠るならいいかもね。」
悠「おれは別の場所想定してた」
崇「どこだ」
悠「蒼天塔か大江戸学園。前者ならヘリポートも武器もある。後者だったらヘリポートはもちろん離れ島だ。まず間違いなく感染者が居ない。ただ、そっちはどうやって船を手に入れるかになる。」
崇「いっそ、どこかでセスナでも奪えればいいな」
悠「運転できるのか?」
崇「その時は本郷かお前に任す」
悠「あれ、おれもお前の一団に組み込まれるの?」
崇「お前は生き残る側の人間だからきっと合流する事になるさ」
悠「どーかな、おれも結構、自己犠牲派だぜ」
崇「安心しろ、お前は自己犠牲になって生き残る派だ。そのかわりお前が守ろうとした奴らは全滅だけどな」
悠「最悪だなをぃ!」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」
禅「烏哭禅…と…」
優希「千歳優希&…」
紅菜「紅菜の…」
稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」
稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と崇さんよ」
悠「ロケラン一発が効かない敵は大嫌いなおれだ。」
崇「ホラー映画はそこそこ好きな俺だ。」
優希「ホラー映画好きなんですか」
崇「任侠ものやアクションは別に映画で無くともリアルで見えるからな」
優希「あぁ……なるほど、納得です」
悠「ちなみに崇、お前はゾンビに囲まれたらどうする?」
崇「それがよく分からん」
悠「なにが?」
崇「別に囲まれても通ればいいだろ」
優希「どこを?」
崇「奴らの頭の上だ。」
悠「うーわー……踏み飛んでいく気か」
崇「無数にいるならちょうど良い道になるし、首を踏み折っていけば数も少しは減る」
優希「予想外の逃走経路がでたな」
悠「崇にしか出来ない荒技もいいとこだけどな」
崇「本郷と、あと少なくとも六花は可能なはずだ」
悠「他の家臣はどうするんだよ」
崇「生き残れる奴は決まっている。そんな状況で誰も彼も守り切れて生き残れると思うか?」
悠「無理だろうな。おれもバイオハザード発生して自宅からシュミレートしたけど一人二人しか生き残れない結果になった。」
崇「くくっ、お前のSPは青臭そうだしな。自己犠牲で死ぬタイプだ」
悠「頭悪くないんだけど変なところで硬いからな……っか、お前の右腕こそお前庇って死にそうだろ」
崇「俺の専用の盾だからな」
優希「それはいくらなんでもあんまりなんじゃ……」
悠「優希ちん、ドアのところ見てみ」
優希「え?」
本郷「……」
優希「めっちゃサムズアップサインしてる」
悠「崇が命令したら体に爆薬巻きつけて喜んで突貫するぞアイツ……」
崇「ふん、そんな無駄な事にはしない。使えるものは手元に置いて働かしてこそ意味があるんだからな」
悠「わかったか、優希ちん。王っていう人種はなるべくしてなるし、生き残るべくして生き残るんだ。コイツみたいなのは銃器とか持ってなくても死人の群れのなかを平然と闊歩するぞ」
優希「はは……パネェ」
崇「ただ、ラスタで籠城は出来ないのが難点だな」
悠「地下なうえに出入口ひとつだしな。ヘリポートがあるようなビルが良いわな。ハンターやリッカーとかだとよじ登ってくる可能性があるから安心は出来ないだろうけど」
崇「避難していくとしたらお前のところのビルがちょうどいい位置だな」
悠「おれのビルじゃねーつーの。」
稲葉「けど、あそこならヘリポートもあるし立て籠るならいいかもね。」
悠「おれは別の場所想定してた」
崇「どこだ」
悠「蒼天塔か大江戸学園。前者ならヘリポートも武器もある。後者だったらヘリポートはもちろん離れ島だ。まず間違いなく感染者が居ない。ただ、そっちはどうやって船を手に入れるかになる。」
崇「いっそ、どこかでセスナでも奪えればいいな」
悠「運転できるのか?」
崇「その時は本郷かお前に任す」
悠「あれ、おれもお前の一団に組み込まれるの?」
崇「お前は生き残る側の人間だからきっと合流する事になるさ」
悠「どーかな、おれも結構、自己犠牲派だぜ」
崇「安心しろ、お前は自己犠牲になって生き残る派だ。そのかわりお前が守ろうとした奴らは全滅だけどな」
悠「最悪だなをぃ!」
稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」
禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」