ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(5/25/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とミハイル殿下よ」

悠「遊びと真剣の境界を極めてるおれだ。」

ミハイル「美少年×天才=僕だ」

優希「すいません、三日連続になると胃がもたれてくるので勘弁してくれませんか?」

ミハイル「キャベジン飲むか?」

優希「そんな物理的な問題じゃねぇから」

悠「喉の奥に指二本」

優希「だから物理的じゃないっての!」

ミハイル「腹パンでいくか?」

優希「顔パンするぞ」

悠「ハーブティでリラックス」

優希「今までの中で一番マシだがそうじゃないってんだろ!!」

ミハイル「しかたない、最終手段だ。僕の顔を見ろ癒されるだろ」

優希「うぇ……」

悠「大丈夫か、至近距離であんなものみたら目が腐り落ちるぞ」

ミハイル「美しさは罪だな。」

悠「黙れって顔面産業廃棄物」

ミハイル「お前の眼は節穴だな」

悠「仮におれの目が節穴だったとしても、お前の存在は汚物だと理解できるから」

ミハイル「もしかして喧嘩売られてるのか?」

悠「今さら気がついたのか」

優希「アンタらなんで喧嘩するのに一緒に出てきてんの?」

ミハイル「ボクはギャラがいいからだ」

悠「出ないとお茶菓子の注文打ち切られるから」

優希「なるほど、全ての権限はやはり稲葉さんの手の中ですか」

稲葉「なんのこと?」

優希「いやいや、なんで恍(とぼ)けたんですか?!」

紅菜「質問いいですか?」

ミハイル「なんだ女」

紅菜「……ギャラが良いって国王がギャラなんて必要なの?」

ミハイル「ボクはオゼゼ(お金)が大好きなんだ。くれるというのなら一円でもしっかりともらっていく」

優希「守銭奴だ」

ミハイル「小うるさいぞ小僧」

優希「小僧て……」

悠「っか、お前さては人の名前覚えてないだろ」

ミハイル「バカをいうなボクは超のつく天才だぞ」

悠「そうか、なら……彼のフルネームいってみろ」

禅「……」

ミハイル「……小坂正敏さん?」

優希「かすりもしてねぇな!!っていうか、最初と最後に名前いってるよな?」

ミハイル「正直いうと悠以外の奴の名前は覚えてない」

優希「なんで悠の名前だけは覚えてるんです?」

ミハイル「名前を覚えてないと呪う時困るだろ。あと嫌がらせする時も」

悠「こういう奴がいるから社会がダメになっていくんだろうな」

ミハイル「ボクは自分さえ無事で健康なら世界なんかどうなっても構わない」

優希「究極の自己中……しかも、不健康の塊りだし」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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