ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(5/23/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とミハイル殿下よ」

悠「殴ろうかと思うおれだ。」

ミハイル「美少年宇宙代表の僕だ」

ドゴッ!

優希「あ、殴った」

ミハイル「ぐっ………ぷはっ…いきなりなにさらすんじゃい!」

悠「ちゃんと殴ろうかと思うっていっただろ」

ミハイル「いってたな」

悠「だろ」

優希「えっ、納得するの?」

ミハイル「殴られたことに対しては毎晩の呪いの儀式に加えて呪っておく」

優希「毎晩何やってんだアンタ」

ミハイル「呪いの儀式。ただ……悠の事はほぼ毎日呪ってるのに効果がない」

悠「理不尽な呪いは効かないから無意味だぞ。狐の妖力、座敷童子の加護付きだし」

優希「よくよく聞いたらムチャクチャチートだよな」

悠「けど、呪いが効かないってだけで普通にどつかれたら痛いぞ」

優希「殴られないように心掛けろよそこは」

悠「運が悪いのかな」

優希「行いが悪いんだよ」

ミハイル「運が良くなる薬ならあるぞ」

悠「効果あるのか?」

ミハイル「ちゃんと呑めたら効果がある。」

悠「苦いのか?」

ミハイル「いいや、カプセルだ。こういう」

みょーん…
優希「長っ?!」

ミハイル「たったの25㎝だ」

優希「25㎝をのみこめるか!」

悠「折って飲んだらだめなのか?」

ミハイル「ダメだ・全部飲みこんで胃の中でいっぺんに溶かさないと効果がない」

優希「胃のサイズがどのくらいあるか知らないが25㎝の物を収めきれるわけ無いだろ貫くわ」

悠「いや、胃は最大で一升瓶くらいの大きさまででかくなるぞ。だいたい38センチくらいだな」

優希「飲めるんだ……」

ミハイル「それでも食べて色々詰まってそこまで広がるだけだから飲み込むのは無理だぞ」

優希「……どっちだよ」

ミハイル「ちなみに透明化する薬なんてのも作ったことがある」

悠「なんて夢のある薬だ」

優希「運が上がるより喰いつきいいな、をい」

ミハイル「ちょうど今持ってるぞ……この薬だ。」

優希「普通の錠剤っぽいけど……。」

パッ……
悠「あれ、なくなった」

ミハイル「ほら、ちゃんと透明になっただろ」

悠「……」

優希「悠が全くの無表情になった」

ミハイル「そうそう都合よくそんな薬が出来るか悠のような輩もいるんだし」

優希「凄いまともな事いってる」

悠「なんでじゃい!!」

優希「けど、なんでそんなもの造ったんです?」

ミハイル「できそうだったからに決まってるだろ。」

優希「ほんと無駄なことしかしない人だな」

悠「無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァ!!!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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