ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(5/20/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と悠(女)と六花ちゃんよ」

悠「フレッド・ホイルという天文学者は言った。『この自然界で、確率的にも、生命が偶然誕生したと考えるのは間違っている…
 この宇宙には、知性という力がすでに存在していて、生命のもとを形づくった…』
……とっのおれだ。」

悠(女)「つまり、「知性」という力は、ビッグバンより先に存在していて、全ての物質や生物は「知性」に導かれ、その「知性」をすでに保有しているのだ。っのあーしだ。」

六花「ピースと見せかけて……目潰しは……しちゃいけません。っのあたしだー。」

優希「どういう組み合わせだ……」

悠「フー・ファイターズとよべ」

優希「フー・ファイターズ」

悠(女)「誰がプランクトンだ!!」

優希「お前の半身がいったんだろっ!!」

悠「え?」

優希「頼むから死んでくれ」

悠「だが断る!」

優希「……リッカはなにか話しあったりする?」

六花「んーー……あっついね」

優希「そうだな。」

悠「おーい、無視か?」

優希「でも暑い分、けっこう果物屋は売れ行きいいんじゃないか?」

六花「そーでもないよー。うちみたいな店は昼のあいだはほとんど客来ないし。夜になって調子に乗った酔っ払いにワンパック千円のあまおうとか、三千円の温室栽培メロン売りつけるのが主力」

優希「いいのかソレ……」

悠「その辺りはウチといっしょだな」

六花「悠君とこも?」

悠「まぁ、うちは団子パックとか高級羊羹だけどな。適当な酔っ払いひっつかまえて買わせないと新の用心棒……餌代がはらえない」

悠(女)「わざわざ餌代って言いなおしたな」

悠「もう餌代だよ。しかも、量的に鰐とか大型の鮫レベル」

六花「女の子を飼ってるなんてエロいね」

悠「…………あ、ダメだ。そういう感じがまるで無い。」

悠(女)「パンチラとたまにボディタッチがある程度だし」

優希「……あれ?ゆうの方も店番してたっけ?」

悠(女)「え?」

悠「え?」

優希「え……?」

悠(女)「あー、うん。出てる出てる。」

悠「記憶共有とかじゃないよ」

優希「ついにそんなシンパシー能力まで着いたのか……」

悠「いや、たんに家帰って話してるだけだよ」

優希「……だったら初めからそう言えや!なんで妙な間をあけた!」

悠「何となく」

六花「よくあるよくある」

優希「ねぇよ!しかもそれをリッカが言うのかよ」

悠(女)「こーいうところは可愛いよな」

六花「全方面的に可愛いだろー」

悠「それはどうかな……」

六花「おい、妙に真剣な顔つきで首をひねるな」

悠「男らしくカッコいいなら全面的に肯定する」

六花「それでもいいか」

優希「いいんだ?!」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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