ｰ稲葉の部屋(隣)(5/14/夕)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電！」
優希&紅菜「「脳！」」
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とゆうなとゆえと白巳ちゃんよ」

悠「『キングクリムゾン』の能力の中では、この世の時間は消し飛び……そして全ての人間は、この時間の中で動いた即席を覚えていないッ！『空の雲は、ちぎれ飛んだ事に気づかず！』……『消えた炎は、消えた瞬間を炎自身さえ認識しない！』『結果』だけだ！！この世には『結果』だけが残る!!おれだ」

ゆうな「閉じろジッパ――ッ!!のあたしですっ!」

ゆえ「むしょうのあいとは……てんごくへいくための「みかえり」だからだ……のあたし。」

白巳「すぷぅー……しゅぴぃー……」

優希「アンタら一家で来ると長いし濃いんだよ。あと、相変わらずひとり寝てるし」

悠「ネコは一日平均14時間寝るんだぞ?」

優希「前にも聞いたよ」

悠「あれ、いったのってここでだっけ?」

優希「え?」

悠「いや、ときどき別次元でいってることと今言ってることがいったかどうか分からなくなって」

優希「言ってる意味が分かんない何もかも」

ゆうな「お父さんは、Dirty Deeds Done Dirt Cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)で別次元に飛べるんだよね」

悠「そうだ」

優希「平気な顔で嘘つくなよ」

悠「平気な顔で嘘をもつける」

優希「うるせーよ。」

ゆえ「どどどどど……」

優希「擬音着けなくていいから。」

ゆえ「……ごごごご……」

優希「いや、音の違いを注意したわけでもないし」

ゆうな「パウパウパウッ?」

優希「口からワイン吹きだした時の音だよなソレ」

悠「くわしくなったな」

優希「誰のせいだ」

悠「……白巳?」

白巳「しゅぴぴっ……」

優希「全く関係ない子を巻き込むな」

ゆえ「よくない……」

ベチンっ!
悠「ぬんっ?!」

優希「面白いくらい頭が下がったな」

悠「首から上が捥げたかと思った」

ゆうな「吸血鬼化するの?」

悠「誰がヴァニラ･アイスだ。暗黒空間にのみ込むぞ」

ゆえ「どうどう……」

悠「おれは馬じゃないぞ」

優希「馬のがまだ大人しい」

悠「まぁ、馬並ではあるけどな」

優希「ちょっと息止めるか、首吊っとけ」

悠「どちらも結果は死だよねソレ」

ゆうな「20th（トウェンティース）センチュリー・ボーイを使えばオッケイ」

悠「川そこで考えるのを辞めそうだな」

優希「っていうか、スタンドはひとり一つだろ」

悠「……」

ゆえ「ほわいとすねいく……」

白巳「しゅぴぃ……」

優希「その子、今日は終始寝っぱなしだな……」

ゆうな「暑いから」

優希「関係あるのか?」

ゆうな「……多分」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」