ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(5/3/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともきくんよ」

悠「まともな人間より、どっかおかしい奴のが話しやすいおれだ。」

ともき「頭のおかしい奴代表がなにいってるか分からない俺です」

優希「俺もちょっと分かりません」

悠「分からない奴は置いてくからな」

ともき「なんだその上から目線」

悠「ふへっ」

ともき「殴りたい」

悠「一回五百円でいいぞ」

ともき「なんの商売だよ」

悠「最近気がついたんだ殴られるたびに金もらったら多分一週間で小鳥遊堂の売り上げを約30倍を超える」

ともき「それはひび殴られてるお前に引いたらいいのか、それとも悲惨な店の現状に憐れんだらいいのかどっちだ?」

悠「どっちでもいいよ」

ともき「諦めるな色々と」

悠「痛みによって料金を細分化したなら三日で十分かもしれない。料金は主に神姫からの支払いになると思うけどな」

ともき「お前それ多分嫌われてるぞ」

悠「あー、大丈夫だ。嫌われては無ない、好かれてもないけど。本人から言質取ってるし」

ともき「それは悲しくないのか?」

悠「ふー……その時はアレだったけど、はっきり言われた方が分かりやすくていいだろ。」

優希「悠が分からん」

悠「自分でいうのも何だがおれは分かりやすいだろ。好いてくる奴は好き、普通な奴は普通、嫌ってくる奴は……まぁ、場合によれば徹底的に否定する。例・柏」

優希「友達良く無くさないな」

悠「明日死ぬと分かっていても覚悟があるからいえるんだ。その程度で切れる縁ならとっとと無くなってしまえばいいとなっ!!」

ともき「お前そのフレーズ好きだな」

悠「「覚悟」は「絶望」を吹き飛ばすからだッ」

ともき「運命に負けてしまえばいいのに」

悠「やめろォオオオオ、知った風な口をきいてんじゃあないぞオオオオこのちっぽけな小僧がああああああ!!」

優希「完全にプッチの頭が潰される寸前だな」

悠「エンポリオです……エンポリオ。 ぼくの名前は……ぼくの名前はエンポリオです。」

ともき「やり切るキャラをひとつに絞れ」

悠「それは無理な話しだ。」

ともき「やりたい放題か」

悠「このくらいのことを自由にさせてくれないと呼吸困難になる。」

ともき「止めたらいいんじゃないか?」

悠「……五分が限界だな」

ともき「五分はイケるのか?」

悠「正確にいえば五分と十二秒。おれの最高記録だ。ちなみに世界最高記録は十五分二秒の潜水。」

ともき「それでも五分は凄い方か」

悠「最終的には十分間息を吐き続けて、十分間息を吸い続けるようになりたいと思ってる。」

ともき「そこで台無しになった。」

悠「あ、でも……潜水で五分じゃなくて全力で動き回りながらの五分だけどな」

ともき「え?」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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