ｰ稲葉の部屋(隣)(5/2/夕)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電！」
優希&紅菜「「脳！」」
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と崇さんよ」

悠「コロッケにはソース→醤油→ケチャップのローテのおれだ。」

崇「……塩?の俺だ」

優希「コロッケに塩……ですか?」

崇「……いや、なにもかけないな」

悠「素材本来の……とかいう派だったか?」

崇「いや、そんなことはない。薫なんかはセロリをそのままかじったりするけどな」

悠「馬かよ」

崇「アイツもそこそこ偏食だぞ。昼飯野菜だけで済ましている時もあった。」

優希「菜食主義とか?」

悠「いや、しっかり肉も魚もくってるとこみたことある」

崇「菜食主義……ではないけど、いっとき本郷は霞を食って生きてるという噂が流れたことあったな」

悠「仙人かなんかかよ」

優希「なんでそんな噂が?」

崇「何かを食ったり飲んだりするところを誰も見たことがなかったからだ。それはそれで面白かったが……。なぁ?」

本郷「ふっ」

悠「まぁ、でも……不眠不休で動いてそうなイメージがある」

崇「ふんっ」

悠「鼻で笑うなよ」

優希「ちなみに崇さんが好きッていうものはありますか?」

崇「そうだな……」

悠「オムライス」

優希「おい……」

崇「あぁ、それだな。」

優希「オムライス?!」

崇「なにか問題があるか?」

優希「いや、意外だったもんで……」

悠「子供舌なんだよな、崇は」

崇「はっはっ、そうかもしれないな」

悠「はっはっ…………めっちゃ本郷が睨みつけてくる。」

崇「本郷、後にしろ」

本郷「フッ」

悠「ふぅ……いや、後っていった?」

崇「最近の食事は片手間で食べられるものが多いな」

優希「片手間……サンドイッチとか?」

崇「悪くないな」

悠「あー、おれも昼飯サンドイッチだったわさ」

優希「納豆とかはさんでる?」

悠「悪くはないぞ」

優希「やったことあるのかよ」

悠「うん。ちなみに今日はジャガイモのそぼろ煮を挟んだ」

優希「それは……サンドイッチなのか?」

悠「コロッケサンドだって揚げた芋を挟んでるんだぞ。それを煮芋に変えただけだ」

優希「それは大分違う気がする」

崇「味はどうなんだ」

悠「おれが不味いものを食ったり紹介するわけ無いだろ｣

優希「偉い自信だな…」

崇「コイツの舌と腕は悪くないからな性格は悪いが」

悠「人をまっすぐ褒めれない奴かお前は」

崇「褒められたいのか?」

悠「……いや、まっすぐ褒められると尻が痒くなりそうだからいいや」

優希「ひねくれてるなぁ……。」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」