ｰ稲葉の部屋(隣)(5/1/夕)ｰ

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電！」
優希&紅菜「「脳！」」
禅「ラジオ…！」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と窈よ」

悠「刃に心を隠して悠と読むおれだ。」

窈「幼って入ってるけど別に深い意味はない俺です」

優希「刃に心を隠したら忍だろ」

悠「忍ぶってまさにおれを体現した言葉だよな」

優希「騒、滅、罰、罪とかが似合ってるよ」

悠「そんな中二病丸出しの漢字大好きだからな！」

優希「好きなんじゃないか」

悠「女の太ももくらい好きだな」

優希「知らんわ」

窈「悠は下心丸出しだよね」

悠「うん」

窈「普通にうなずかれた」

悠「人間の行動原理は欲だろ。欲なくして前進はない」

窈「言わんとしてることは分かるけど言い切るのはどうなんだろうか」

悠「これだから表面いい子ちゃんは…」

窈「一応俺の方が歳上ってわすれてない？」

悠「忘れてないが……おれだって敬語使う相手くらい判断できる」

窈「敬語までとは言わないにしろもう少し目上の人に対する礼儀をだね……」

悠「そんなんいうたら、優希ちんなんて最近めちゃくちゃフラットに暴言はいてくるぞ」

優希「原因が自分に有ることを理解しろ」

悠「ごめん、ちょっとなにいってるか分かんない」

優希「……」

窈「ま、まぁ、それはおいといてゴールデンウィークの後半戦だけど悠は予定は？」

悠「家族サービス」

優希「できるのか？」

悠「適当に出かけてお茶を濁せば問題ない。」

優希「最低か」

窈「良かったら手伝うけど？」

悠「あー？」

窈「え、なにその目。」

悠「お前に関わられると余計な心配が増える」

窈「あのさ、俺だってそんな見境なくないよ？」

悠「それにな……お前がおれの側にいると兄弟に間違えられて嫌なんだよ」

窈「兄弟では無いにしろ親戚ではあるじゃん」

悠「……」

優希「確かにパット見だと双子ですよね」

悠「よっぽどおれは親父に似てないってことだ」

窈「逆に俺は似てるんだね」

優希「ん？」

悠「おれはどちらかと言うと母さん似だが……顔のパーツはジジイの生き写しに近いらしいバランスで言うと親父1:母さん3：爺6比率」

窈「俺はしっかりと弥一さんの血を引いてるっぽいね。父親だから当然だけど」

悠「だったらおれはどうしてジジイの血がより濃くでてんだよ！」

窈「それは知らないけど……。」

優希「そのかいあってタフだからいいんじゃないか？」

悠「なっとくいかん」

窈「俺は感謝してるけどね丈夫な身体に、オーバートレーニングにも耐えられるし」

悠「がむしゃらな鍛練は身を滅ぼすぞ」

窈「それでも流した汗は裏切らない。」

優希「っていうか悠がいえた義理なのか？」

悠「血尿がでだして歩けなくなってからが本番だと道玄のおっさんには殺されかけたがなにか？」

窈「なるほど、自分の意思外の要因で突き動かされてるってことか」

悠「強制的にな」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」