ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(4/28/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とともき君よ」

悠「怖いものといえば獣医学校で夜に解剖実験しているシーンにたまたま出くわした瞬間……のおれだ。」

ともき「怖いものといえばコイツだと思う俺です。」

優希「獣医学校に出歩くことがあるのか?」

悠「友達が居るんだよ……いや、知り合いかな」

ともき「さらっとランク下げたな今」

悠「友達は選べっていうだろ?」

ともき「その理屈だと俺は毎日考えさせられるんだけど」

悠「なんで?」

ともき「お前の罪を数えろ」

悠「……あー、燃えるごみにめんどくさかったから潰したペットボトルいれて出したこととかか」

ともき「その程度じゃねーだろ」

悠「……ダメだ。身に覚えがない」

ともき「絞首刑にでもなってしまえ」

悠「首つって死ねって言われた」

優希「電気椅子?」

悠「どうあがいても死刑の道しかないの?」

ともき「一回そのくらいの目に会わないと反省しないだろ」

悠「一回そんな目にあったらコンテニューはないよな」

ともき「ははは」

悠「お前ら最近おれへの扱いが酷すぎないか?」

ともき「変わらんよ」

悠「……ちなみにおれをひと言で例えたら?」

ともき「気持ち悪い」

優希「おかしな生き物」

悠「オーケー、お前らがおれに抱いてる感情がどういうものか分かった。この数日内、投函口にスライム垂れ流しといてやるから覚悟しろや」

ともき「そういう所が性質悪いってるんだよ」

悠「病気のマウスを渡してくるよりいいだろ」

優希「それってもはや細菌テロだろ」

悠「人間にはうつらない病気だからって普通渡さないよな」

ともき「渡された経験あるのか」

悠「渡され「かけた」経験がある。マリオが食べたら嫌だからって断った」

ともき「どんな断り文句だよ」

悠「そういう文句だ。ウチ最大最強の捕食者だし」

優希「飼い主に似てるな」

悠「根本を辿れば飼い主はおれじゃなく母さんだけどな」

ともき「似てるのか?」

悠「あー……似てますん」

ともき「どっちだよ」

悠「似てるような似てない様な……。どっちともとれる。まぁ、可愛い部分はおれそっくりだけど」

ともき「鏡見るか?」

優希「眼鏡掛けるかコンタクトした方が……」

悠「ぜってぇスライム流し込んでやるから覚えとけやお前ら」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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