ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(4/23/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠と優日よ」

悠「夜中のお友は缶詰のおれだ。」

優日「ヤツはもう、どこへも向かうことはない。特にヤツが「真実」に到達することは、決して……「死ぬ」という真実にさえ、到達することは決して…『無限に』終わりのないのが『終わり』それが『ゴールド・E・レクイエム』 の私です」

優希「そっちか!?優日さんがいっちゃったか!」

悠「優日はジョルノ好きか」

優日「黄金の体験いいでしょ。悠も真実に到達できなくしたげるよ」

悠「ジョルノ・ジョバァーナ、おまえには、死んだことを後悔する時間をも…与えんッ!!」

優希「そのセリフの後、ディアボロは負けたんだろ」

悠「……」

優希「……」

悠「オイルサーディンて美味いよな」

優日「あれ、美味しいよね~ビールにもワインにもぴったり」

優希「野郎……話をすり代えやがった」

悠「違うキングクリムゾンの能力で時間を吹き飛ばしたんだ」

優希「何でもいいから話題を一点に絞れや」

悠「オイルサーディン缶の蓋をとって缶詰ごと火にかけて温めて食べるのがオツなのな」

優日「あー、分かる分かる。レンジでチンじゃなくコンロで温めるのがね」

優希「あの……オイルサーディンて何ですか?」

優日「イワシだよ」

悠「小イワシの頭と内臓をとって、高濃度の塩水に軽く漬け、オイルで煮込んだものだ」

優希「アンチョビ?」

悠「違う違う。オイルサーディンは 「油漬けいわし」それに対して、アンチョビは 「塩漬けいわし」だ。さらに細かく言うとアンチョビは発酵食品だ。オイルサーディンは保存食品 」

優希「ほー」

優日「家庭でも作れるけどこれは缶詰の方がお手軽だよね」

悠「優日はズボラだからな」

優日「楽して美味しくがモットーです♪」

悠「まぁいいけど……オイルサーディンのちょっとした小ネタを伝授しよう」

優希「小ネタ?」

悠「まぁでも……最近だとめっきり見つけるのが難しいんだけど、オイルサーディンは賞味期限が切れた物のが美味い」

優希「はぁ?」

悠「オイルがしっかり滲みて本当に良い味になるんだよ。まぁ、もちろん限度はあるけどな」

優日「でも、それは確かに見つかりそうにないね」

悠「たのまーに、古い雑貨店なんかの棚で見つかることもあるんだけどな」

優日「オイルサーディンに拘らなくても、焼き鳥とかサバの水煮なんかも最高だけどね」

悠「アレは一級品だよ。ほんと小腹が空いたときの救世主」

優希「飲兵衛ふたりが意気投合してる」

悠「話の筋は変わるが2000円するウニの缶詰とか桃の缶詰なんかもあるんだぜ。缶詰の世界は広いぜ」

優日「私まえにトド肉の缶詰見たことあるよ」

優希「は、はぁ……トド肉」

悠「ひとりで食うのは怖いから数人でひと缶消化したいな」

優希「食べなくても悔いは残らないと思うけどな…」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
26/100ページ
スキ