ー放送ー⚡電脳ラジオ(仮)⚡9

ー稲葉の部屋(隣)(4/18/夕)ー

稲葉「毎度お馴染み。笑いと癒しを提供する古川稲葉と…」

禅「烏哭禅…と…」

優希「千歳優希&…」

紅菜「紅菜の…」

稲葉「電!」
優希&紅菜「「脳!」」
禅「ラジオ…!」

稲葉「はい、電脳ラジオの時間よ。今日のゲストは悠とミハイル殿下よ」

悠「口内炎が必ず右下唇にできるおれだ。」

ミハイル「世界共通で天才=ミハイルの僕だ。」

優希「同じ個所にできるってことは噛んじゃってんじゃないのか?」

悠「……」

優希「なんだその不貞腐れた面」

悠「そうだよ。八重歯の先がかすって傷ついて口内炎になってるんだよ。オチを先にいうなよ」

優希「ちょっと考えたら誰にでもわかるような事に持ったいをつけるからだ」

ミハイル「それなら八重歯を抜けばいいだけだろ」

悠「ふざけんな」

ミハイル「いまどき属性盛り過ぎの奴なんて流行らないだろ」

悠「盛り過ぎとかいうな。潰れた肉まん」

ミハイル「言われてるぞ」

優希「この際だから言わせてもらうけど……ふざけんなクソガキ」

ミハイル「おい……どうした、少し合わなかった間に凶暴性が上がってるぞ」

悠「そうなんだよ。最近、おれには敬語じゃなくなったし」

優希「俺も敬語を使うべき相手かどうかの判断くらいつくし、こうなった原因はアンタだからな」

悠「……」

優希「いや、なにキョロキョロしてる。小鳥遊悠の事だからな」

悠「マジン……カイザー!」

優希「チッ」

ミハイル「なかなか上手な場の和ませ方だな」

悠「だろう、和みすぎてマイナスイオンが出てくるぜ」

優希「マイナスってるだけだろ」

悠「そのこころは」

優希「場が冷めたんだよ」

悠「悔しかないかんなー!」

ミハイル「ちくしょー!」

優希「涙目でいうなよ。しかも、そこまで悔しがられるほど上手い事もいってねーよ」

ミハイル「いいか、少年いや、小僧」

優希「悪い風にいい直すな。それと、俺のがどう考えても年上だろ」

ミハイル「ツッコミがボケどうする。ちゃんとツッコミということに集中せんか」

優希「ツッコミ云々の前に底の浅いボケをし過ぎなんだよ」

悠「浅く広く数多くだろ」

優希「っていうか、考えが浅いよな」

悠「きぃっー!」

優希「ヒステリーか」

ミハイル「ちなみにヒステリーはもう医学界では使われてない言葉で解離性障害というんだぞ」

悠「元をただせば、女性に特有の疾患との誤解から子宮に原因があると誤って信じられてて、古典ギリシア語で「子宮」を意味するὑστέρα (hystéra) から名づけられたんだ。」

優希「今日は医学的な話でお送りしました」

悠「おい、勝手に終わらすなよ」

ミハイル「そうだぞ。僕はまだボケ足りない」

優希「ふたりで言い合ってろよ」

悠「冷たい配達」

ミハイル「クール便」

優希「うっせぇ」

稲葉「それじゃあ今日の放送はここまでよ。メインパーソナリティは古川稲葉と」

禅「烏哭…禅で…お送り…しました。」
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